冷食大手、第1四半期は厳しい出足 コメ高騰など利益圧迫

冷凍食品 ニュース 2025.08.13 12979号 01面
2026年3月期第1四半期連結業績

2026年3月期第1四半期連結業績

 冷凍食品大手メーカーの26年3月期第1四半期国内食品の業績は、価格改定効果発現の遅れやコメなどの原材料コスト上昇が想定以上で、厳しい利益の出足となった。今春の値上げに続いて、米飯類などの9月以降の再値上げ実施で収益改善を図る。ただし、今後の米相場に加えて卵や畜肉、すり身なども高止まりしている状況。ニチレイは「今後の価格改定も必要になるだろう」とさらなる値上げの可能性に触れるが、節約志向による販売数量とのバランスもあり「価格アップだけでなくさまざまな対策を打っていく」考えを示

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら