漢方スローライフ 季節と一緒にいい加減(189)冬至 「ん」のつくグラタンで運気アップ

2025.12.01 365号 08面
寒い冬を元気に乗り切る「かぼちゃの豆腐ソースグラタン」

寒い冬を元気に乗り切る「かぼちゃの豆腐ソースグラタン」

かぼちゃ

かぼちゃ

 ●24節気 冬至(12月22日~1月4日)

 1年で最も昼が短い日。この時点から日が伸びていくので、古代では冬至が1年の始まりとされていました。太陽が生まれ変わる日、陰から陽に変わる「一陽来復(いちようらいふく)」とも。

 この日に「ん」のつくものを食べると運がつくと言われています。かぼちゃ(なんきん)、れんこん、にんじん、ぎんなん、キンカン、寒天、うどんが「冬至の七種(ななくさ)」や「運盛り」と呼ばれています。

 おいしいかぼちゃはヘタが枯れて乾いていて、皮にはつやがあり、かたく、しっかり重みがあります。カット物は種子がしっかり詰まっていて、果肉の色が鮮やかなものを。

 寒い季節に食べたいのがグラタン。「ホワイトソースはちょっと面倒」という時にも、豆腐を混ぜてつくるソースなら手軽に熱々をいただけます。

 ●ごうんろっきで気象うらない

 五運六気・2025年(乙巳年)

 主運が水運太過でとても寒いものの、客気が少陽相火で時に寒さがやわらぐかもしれません。

  *   *   *

 五運は、5惑星「木(風)・火(暑、熱)・土(湿気)・金(乾燥)・水(寒)」をなぞらえた天の気。六気は、地球の地の気である「風・寒・暑・湿・燥・火」。この組み合わせで24節気ごとに巡ってくる気象と、それが私たちの身体に及ぼす影響を予想するのが「五運六気」。

 ◆かぼちゃの豆腐ソースグラタン

 寒い冬を元気に乗り切る

 エネルギー307kcal たんぱく質22.1g 塩分1.4g(1人分)

 〈材料・2人分〉

 ・かぼちゃ……1/8個

 ・鶏もも肉(皮なし)……1/2枚

 ・長ねぎ……1/2本

 ・まいたけ……1/2パック

 ・クミンシード……小さじ1

 ・オリーブオイル……小さじ2

 A・木綿豆腐……1/2丁

 A・マヨネーズ……大さじ1

 A・塩……小さじ1/3

 ・ピザ用チーズ……20g

 〈作り方〉

 (1)かぼちゃは種とワタをとって、厚さ1cmの食べやすい大きさに切る。耐熱皿に並べてふんわりラップをかけ、電子レンジ(600W)で4分加熱する。鶏肉は2cm角に切り、長ねぎは斜め薄切り、まいたけはほぐす。

 (2)クミンシードとオリーブオイルを入れたフライパンを弱火で温め、香りがたったら鶏肉を加えて中火で炒め、火が通ったら(1)の長ねぎとまいたけを加えて炒める。

 (3)2つのグラタン皿に(1)のかぼちゃを並べ、(2)をのせる。Aをボウルに入れて混ぜてかけ、チーズをのせてオーブントースターで10~15分、焼き色がつくまで焼く。

 ●かぼちゃ Pumpkin

 【栄養学】β-カロテンやビタミンC、Eを含みます。免疫力を高め、風邪予防の効果があるとされています。

 【薬膳学】身体を温め、気を補う食材で、疲労回復に役立つとされています。寒い冬には、胃腸虚弱や冷えやすい体質の方に特におすすめです。

 東京栄養士薬膳研究会 管理栄養士・国際薬膳師 早川宏子(レシピも)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら