電化厨房最前線(3)パスタフローラ・妙典店
ナチュラルフードにこだわり、オーガニックのパスタが人気の「パスタフローラ」((株)インターフード・テクノロジーズ)。「女性が気持ちよく働けるお店をコンセプトに全国展開」を目指す同社にとって電化厨房の効率、便利さは必要不可欠という。妙典店で、電化の使い勝手について聞いた。
営団地下鉄東西線・妙典駅前にあるナチュラルフードキッチン「パスタフローラ・妙典店」は木の自然の風合いを生かした明るい店。店内二八席、テラス席六席。二〇〇〇年6月の開店以来、女性に圧倒的な人気を誇る。店内は連日近隣の主婦グループや若い女性でにぎわい、日当たりの良いテラスは犬を連れた客がよく利用している。
人気の秘密は、オーガニックの小麦を使用したパスタ料理にある。特に「地鶏とキノコのスープスパゲッテイ」(七八〇円)、「スープペスカトーレ」(八八〇円)のおいしさは評判だ。
また狂牛病騒ぎのなか米国産こだわりの「ナチュラルビーフハンバーグ」(八〇〇円)も定番人気となっており、同店の信頼度の高さがうかがえる。
「電気は、女性に働きやすい職場を提供してくれますね」と店長の橋本紀子さん。
「ガスと違い厨房内の温度どころか、調理器の周りさえ熱くなりません。ですから電磁調理器の後ろにスープ用冷蔵庫、上には具材用冷蔵ケースが配置でき、調理人は立った位置ですべての作業ができます。無駄な歩きがないだけでなく、立ったり座ったりする必要が全くないので足腰に負担がありません」
以前ガス厨房で働いた経験があるため、信じられないほど楽だという。ほかにも電気はガスに比べて圧倒的な便利さがあると話す。
「冬に厨房に水を流して掃除する作業は、女性にとってきつい仕事です。でも電化は拭き取るだけで、汚れが落とせるのが魅力ですね」
また調理時に、炎があがることがないので新人やアルバイトにも安心して調理を任せられる利点もある。
まさに電化厨房は、3Kといわれる職場を女性に開放するのにうってつけのようだ。
同社は、今後も人々の健康を支援することがフードサービスの使命と考え、ナチュラルフードにこだわった食事を提案すると同時に女性に働きやすい職場を提供していく。
◆現場からの声 橋本紀子店長
電気は熱効率がいいので、オーダーを受けてから麺をゆで、ソースを作りはじめても生麺なら三分以内、乾麺でも五分以内に出すことができます。お客様にも食事の後、ゆっくりお茶やケーキを楽しみながらくつろげると喜んでいただいています。
これからも作業が短縮化された分、お客様のニーズにこたえられるメニュー提案とサービスの提供に力をいれていくつもりです。
木の風合いを生かした明るさが女性に人気──「パスタフローラ・妙典店」
◆主な使用器具
電化厨房使用機器/冷凍ショーケース2.1キロワット1台、パスタボイラー12キロワット1台、電気グリラー3キロワット1台、電磁調理器2.6キロワット4台(以上3φ200V)。コンベクションオーブン3キロワット1台、コーヒーマシン3.25キロワット1台(以上1φ200V)。ジュースディスペンサー1キロワット1台(1φ100V)ほか。
◆店舗メモ 「パスタフローラ・妙典店」/所在地=千葉県市川市妙典四‐三‐二七/電話047・307・3771/営業時間=午前11時~午後10時、無休














