ワケありの盛り付け:かわいくてインパクトある名物料理 皮を刻んで包む工夫で丸く
2023年に開業した同店は、人気の創作中華バル。多彩な創作メニューの中でも、初来店客はほとんど注文するというのが「お月見シュウマイ」。黒いシュウマイの中央にウズラの黄身がちょこんとのった、かわいくてインパクトある商品である。
「店の名物にしたいと、店名にちなんで考案したメニュー。ウサギには月見のイメージがあり、黒色を取り入れたいという思いを形にしたら黒いシュウマイになった」と、笠井学店主は開発の意図を語る。
シュウマイの皮は、竹炭を練りこんだ特注品。「丸くしたい」と、通常の包み方ではなく、皮を刻んで具を覆うことでコロンとした姿に仕上げている。レンゲにのせて蒸して提供するのは、肉汁がこぼれやすい形状のため、余すことなく楽しんでもらうための工夫という。
蒸し上げて黄身をのせれば、夜空に月が浮かんでいるようにも見える。“月見”をモチーフに卵を落とす商品は数あるが、黒色と組み合わせることでより際立つ一品となっている。
「大きめなので、あっさりと食べやすく」と、中身にニンニクは使用せず、ショウガやゆずこしょうなどで和風寄りに味付けしているのもポイント。からし味噌を添え、自家製ポン酢も用意する。見た目と共においしさも追求しているのが人気の秘密であろう。
●店舗情報
「食堂 黒うさぎ」
所在地=大阪市北区天神橋5-8-6












