ヘルシートーク:インスタグラマー yayoi(やよい)さん
◆レンチン、ほったらかし、ワンプレート 平日は時短ごはんで、身体と心を整えて!
「忙しくても夫婦の時間を大切にしたい」をモットーに、インスタグラムなどのSNSで共働き夫婦のリアルなごはんを発信しているyayoiさん。手書きで解説する丁寧なレシピやおいしそうな料理写真が人気です。平日に時短でごはんをつくるコツや休日のご褒美レシピ、今が旬のいちごの活用法も教えていただきました。
●電子レンジをうまく活用すれば仕事終わりでも大丈夫
わが家は共働きなこともあり、平日のごはんは身体と心、両方が整えられる時間になればいいなと思っています。ガッツリした料理にすると翌日のコンディションに影響したり、罪悪感を持ちながら食べることになるので、「ヘルシーでおいしいから一石二鳥!」と自分自身が思えるものをつくるようにしています。夫は野菜が苦手なのですが、見えないところに仕込んで、必ず食べてもらえるようにしてますね。
平日はできるだけ洗い物を少なくしたいので、ワンプレートや丼ものが中心です。家事を減らして早く寝ることが、身体を整えていくことにつながると思っています。何より、夫と一緒にごはんを食べて、1日あったことを話すと心が整えられるんですよね。
仕事終わりに、時短でごはんをつくるコツは、電子レンジをうまく活用することです。SNSに投稿しているレシピも、実はレンチン調理のものが多いんです。ただ、盛りつけだけは、少し工夫しています。例えば、レンチンだけでつくる「豚キムチうどん」には、温泉卵をトッピング。色味を足したり、盛りつけの順番を工夫すれば、なんとなくおしゃれに見えるんですよね。見た目がよければ、手抜きはバレないですから(笑)。
平日は、ほったらかしでできる料理も便利です。オススメなのは、「鶏むね肉ユッケ丼」。鶏むね肉を保存袋に入れて30分ほど寝かせたら、沸騰した湯に入れるだけ。余熱で約15分火を通せば、しっとりやわらかく仕上がります。残ったゆで汁に、好きな野菜を加えればスープにもアレンジできますよ。
●どんな野菜にもぴったり!私流の黄金比でつくるマリネだれ
休日は、疲れを癒すためにも、ご褒美になるような料理をつくっています。定番なのが「白菜しゅうまい」。ひき肉ではなく豚のこま切れ肉を使い、皮の代わりに白菜で巻いていくので、ジューシー&ヘルシーなおいしさです。白菜でうまく巻けなくても、せいろにのせた後に少し整えれば見た目よく仕上がります。
休日も野菜をとることを心がけているので、「ポトフ」もよくつくりますね。圧力鍋でつくることで、野菜のうま味がギュっと出て、シンプルだけどおいしいんです。コンソメを使わずに、塩をパラパラとふって食べるのもオススメです。
これからの季節、より香り高くなる大葉を活用してつくるのが「バター香る明太子の炊き込みごはん」。バターと明太子だけだと少し重たくなってしまうので、最後にせん切りにした大葉をちらせば、香り豊かになって食べやすくなるんですよね。
何かと便利なので、家にある調味料を掛け合わせて自家製だれもつくっています。私流の黄金比があって、万能だれやスタミナだれなど15種類ほど記憶しているので、その日の気分やコンディションに合わせてつくることが多いですね。
中でも、どんな野菜にも合うのが「酢2+砂糖1+オリーブオイル2+塩少々」を合わせるマリネだれ。カルパッチョや魚介のサラダに合うのはもちろん、鶏肉をつけ込んで焼いたり、野菜を5分ほどつけておけば、ピクルスのような味が楽しめます。
蒸した野菜には、「みそ2+砂糖1+酢1」でつくる酢みそだれをかけることが多いですね。さっぱり感もあり、野菜によく合います。レンチンしたニラにかけるのもオススメです!
●おつとめ品でつくるいちごジャム ギリシャヨーグルトにプラス!
レシピを考える時は、調理工程が多くなりすぎず、「ゆでなくてもレンチンでできるな」「別々にしなくても、一緒に炒められそう」など、いかに時短でつくれるかを意識しています。SNSに投稿しているレシピの中でも一番反響が大きかったのは、フライパン1つでできる「チキンステーキの豆乳クリームソース」。きのこをたっぷり使い、豆乳の甘みでコクを出しているので、こってりしてそうに見えて、あっさりした味わいです。濃厚なクリームソースはどうしてもダマになりやすいのですが、豆乳を10回に分けて少しずつ加えていくことで、失敗なく仕上がります。
最近スーパーでよく購入するのが、いちご。調理をしなくても手軽に食べられ、春を感じられるので、私も夫も大好きです。あえて少し傷んでいるおつとめ品を買ってきて、大きめにカットし、砂糖と一緒にレンチンして自家製のいちごジャムをつくることもありますね。それをギリシャヨーグルトにかけると、いちごのレアチーズのような味になり、本当においしくて!ヨーグルトなので、夜も罪悪感なく食べられます(笑)。
共働き夫婦だと、忙しくて料理をつくるのがしんどいと感じる日もあると思います。そんな日は、ちゃんとごはんをつくらなくてもいいんじゃないかなと。電子レンジを活用したりワンプレートにしたり、手軽なごはんでも誰かと一緒に食卓を囲むことが一番大切だと思うんです。
頑張りすぎず、ごはんの時間をいかに楽しく過ごすかということに注力していけば、気持ちもラクになるはずです。忙しい毎日だからこそ、食卓がほっとできるような時間になればいいなと思います。
●プロフィル
1995年生まれ。おいしいごはんを食べることが趣味の会社員。「忙しくても夫婦の時間を大切にしたい」をモットーに、共働き夫婦のリアルな毎日のごはんをInstagram、TikTokなどのSNSで発信。手書きのレシピの見やすさと、おいしそうな料理写真が好評で、SNS総フォロワー数は19万人超(2025年12月現在)。Instagramアカウント:_yayoi0310
●New Book
『共働き夫婦の忙しくてもつくれる簡単おうちごはん』
yayoi著/宝島社 定価:1,650円(税込)













