数字で読み解くフードサービストレンド:25年の外食業態の朝食市場規模は5347億円

2026.04.06 566号 08面
外食業態の朝食市場規模推移(億円)

外食業態の朝食市場規模推移(億円)

 ●過去最高を記録

 サカーナ・ジャパン(エヌピーディー・ジャパンより社名変更)が提供する、外食・中食市場情報サービス『CREST』によると、2024年10月~2025年9月計の外食業態における朝食市場規模は、5347億円で、前年同期比3.2%増、コロナ禍前の6年前同期比24.5%増で、調査開始の2014年以降で最高規模となりました。

 2年前にコロナ禍前の規模を超え、その後も2年連続で増加しました。食は、共働き世帯の増加、単身世帯の増加など、社会構造の変化やニーズの変化により、コロナ禍前から成長市場でした。コロナ禍でいったん成長がストップしたものの、通常生活に戻り、また成長が続いています。夜遅くの客足が減ったり、営業時間を短くした飲食店も多い中、朝食に活路を見出して、モーニングサービスを開始したり、充実・アピールする飲食店も増加しており、市場が活性化しているようです。また、米をはじめとした値上げが続く中、自炊や中食でもコストが上昇しており、利便性・タイパ・コスパを考えると「外食で朝食を」という選択肢も増えているようです。大手チェーンやスーパーや家具店など他業態も朝食に参入し、力を入れるなど市場が活性化しています。

 (サカーナ・ジャパン 東さやか)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら