漢方スローライフ 季節と一緒にいい加減(196)小暑 黒きくらげを簡便においしく
●24節気 小暑(7月7日~7月22日)
暑さがだんだん増してくる時期。これからの猛暑を乗り切るために、ここでたくさん食べて体力をつけておきたいもの。胃腸を補い気を増やし、身体の余分な熱をとり、心を養いましょう。
黒きくらげは、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をともに含みます。乾燥ものは肉厚で、かたくしっかり乾燥しているものを。戻すのには時間がかかります。軽く水で洗い6時間ほど冷水に。時間がない時は、ぬるま湯に15~30分程度でやわらかくなります。生はパックのままかラップで包むなどして冷蔵庫の野菜室で保存します。
クセがないのでスープや炒め物、煮物、揚げ物などあらゆる料理に。今回は手軽なカット野菜に、ツナ缶のオイルを使ってコクとうま味をプラス。暑さナシの電子レンジで、時短かつ栄養素も逃がさず調理できます。
●ごうんろっきで気象うらない
五運六気・2026年(丙午年)
客運が火運太過で火気が強くなる上、客気が少陰君火なので例年より暑い夏になりそうです。
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五運は、5惑星「木(風)・火(暑、熱)・土(湿気)・金(乾燥)・水(寒)」をなぞらえた天の気。六気は、地球の地の気である「風・寒・暑・湿・燥・火」。この組み合わせで24節気ごとに巡ってくる気象と、それが私たちの身体に及ぼす影響を予想するのが「五運六気」。
◆黒きくらげとカット野菜のレンジ蒸し
手間をかけずに食物繊維をしっかりとる!
エネルギー130kcal たんぱく質7.2g 塩分0.7g(1人分)
〈材料・2人分〉
・黒きくらげ(乾)……5g
(生きくらげの場合は1パック40gくらい)
・カット野菜(キャベツ炒めミックスなど)……200g
・ツナ缶(オイル漬け)……1缶(70g)
・しょうゆ……小さじ1
・酢……大さじ1
〈作り方〉
(1)黒きくらげは多めの水で戻し、食べやすい大きさに切り、3分ゆでる。
(2)耐熱性の器にカット野菜、(1)の黒きくらげを入れ、ツナ缶をオイルごとのせてしょうゆをかける。
(3)ふんわりとラップをして、電子レンジ(600W)で4分間加熱し、酢を回しかけ、全体をあえて器に盛る。
●黒きくらげ Wood ear mushroom
【栄養学】食物繊維が豊富で腸内環境を整える働きがあります。カルシウムの吸収を助けるビタミンDや、鉄分、カリウムも豊富です。
【薬膳学】血液の熱を冷まして出血を止める作用があるとされています。胃の潤いを保ち、便秘などの症状の改善も期待されます。
東京栄養士薬膳研究会 管理栄養士・国際薬膳師 早川宏子(レシピも)














