ファンくる・ユッキーのなるほど外食データ:「アルコールを飲まない人」に注目
●ノンアル・低アルで夏の集客を最大化
お盆や夏休みなど、久しぶりに家族や友人が集まるイベントが多くなるこの季節。飲み会でのドリンク消費が増えていくことが想定されますが、そのグループの中に必ずいる「お酒を飲めない(あえて飲まない)お客」に注目してみることも、お客の獲得において非常に効果的です。今回は、ファンくる会員1018人(うちノンアル・低アルを飲用した経験がある729人)を対象に調査したデータから、飲食店がこの夏に取り組むべきドリンク訴求について探りました。
「ノンアル・低アルコールドリンクを注文することが多い場面」を調査したところ、トップの「家族での食事(61.3%)」に次いで、「友人との集まり(41.7%)」が上位を独占しました。この結果は、お盆休みや大型連休のまさにメインとなる利用シーンとも一致しています。久しぶりに会う大切な時間だからこそ、お酒が飲める人だけでなく、飲めない人、車を運転する人も、全員が同じ空気感で「乾杯」を楽しみたいという、消費者のニーズがうかがえます。
では、店舗には具体的にどれくらいのノンアル・低アルコールメニューを用意しておけば、顧客の満足度が上がるのでしょうか。ドリンクメニューの「望ましい種類数」を聞いたところ、最も多かった回答は「3~5種類(33%)」でした。さらに「5~10種類(24%)」という声も多く、全体の半数以上(57%)が、少なくとも「3種類以上」の選択肢を求めていることがわかりました。「とりあえずソフトドリンクがあれば十分」という従来の認識から一歩進み、お酒を飲む人と同じようにノンアル・低アルコールを望む層にも「選ぶ楽しさ」を提供することこそが、顧客満足度をもう一段引き上げる最高のホスピタリティになりそうです。
この夏、定番のビールだけでなく、ノンアルサワーや微アルコールドリンクなど「3~5種類」の選択肢を揃え、アルコールを飲まない人をも主役に据えたおもてなしを始めてみてはいかがでしょうか。「ノンアルの種類も多く、みんなで楽しめたね」という印象を残すことができれば、夏の新規顧客が、秋以降のリピーターへとつながるフックとなるかもしれません。
●ファンくる
国内最大級の顧客満足度向上プラットフォーム。お客さまのホンネを基に、効率的に顧客満足度を高めることが可能。定期的に意識調査も行っている。/運営=(株)ファンくる















