「ジョージア」キャンペーン多面的展開へ、日本コカ

日本コカ・コーラ(株)(東京都渋谷区、03・5466・8000)は缶コーヒー「ジョージア」のブランド戦略として、九四年から展開の「やすらぎ」キャンペーン以来一貫したコンセプト「がんばっている人にやすらぎを提供して応援するジョージア」の多面的な活動をスタートさせる。

最初の活動としてゴルフに焦点を当て、「ゴルフをがんばる人たち」の象徴として「Team GEORGIA」(チームジョージア)を結成した。世界にはばたく若手トッププロゴルファーの深堀圭一郎をリーダーに丸山茂樹、田中秀道、横田真一の四人で構成、TVCFを除くさまざまなプログラムを展開していく。

同社の魚谷雅彦取締役上級副社長は「ジョージアは二四年前の七五年に上市、現在は缶コーヒー市場の五〇%を占めるトップブランドだ。発売当初からTVCFなどを積極的に行い、九四年から飯島直子を起用し“やすらぎ”キャンペーンを展開。仕事の合間にジョージアでやすらぎを、とCMで訴求している。このようなCMとは別にチームジョージアを結成、スポーツとしてゴルフを結びつけ、ひたむきに世界を目指す四人の選手にジョージアの代表になってもらい、消費者に“ゴルフをがんばっている人たちを応援するジョージア”を印象づけていく。ゴルフは多くに人々に親しまれているが、スポーツとしては発展途上。スポーツとしてのゴルフの普及にも注力していきたい」と狙いを語った。

チームジョージアのメンバーは「世界のコカ・コーラとの契約で、プレッシャーもあるが、ジョージアでやすらぎを得てトーナメントに挑む。観客のみなさんもジョージアで観戦して欲しい」と抱負を述べた。

契約期間は二〇〇一年までの三年間。TVCF以外のポスターや販促ツールなどに登場。キャディバッグ、キャップ、タオル、傘、ボールなどにジョージアロゴを掲出(各選手で内容が若干異なる)。さらに各選手の専属キャディーのウエアなどでジョージアロゴ掲出や、トーナメント中の「ジョージア・ボールホルダー」の使用、コカ・コーラグループ主催の各種イベントへの出演などが契約内容。

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