缶コーヒー市場、“甘さ回帰”の前触れに 微糖、コク系へ変化

清涼飲料 ニュース 2009.10.23 10230号 01面
ホット用の売場は小スペースなだけに、競争が激しくなりそうだ

ホット用の売場は小スペースなだけに、競争が激しくなりそうだ

 缶コーヒー市場で“甘さ回帰”が起こりつつあるようだ。近年、缶コーヒー市場をけん引しているのは、甘さを抑えた微糖・無糖カテゴリーであるものの、微糖での売れ筋商品が、すっきり系からコク系へと変化してきている。また、減少傾向にあるミルク・砂糖入りのスタンダードカテゴリーの中でも、堅調に売上げを伸ばすアイテムがあるなど、「消費者の嗜好(しこう)が甘さを求める」(メーカー関係者)兆しが出てきている。この流れに対応して、缶コーヒー本来のコーヒーとミルク・砂糖のバランスのとれた商品設計を

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