Dr.寺田の大腸・肛門診察室:ひどい便秘症から時の手術…

2004.02.10 103号 13面

大腸や肛門に不安を抱えながら、人に相談できず症状をこじらせている…そんな悩める現代人のためのインターネットサイト『大腸・肛門どっとコム~メール診察室』の一部を紹介する。

◆Q.ひどい便秘症から痔の手術…

50歳代・女性 便秘症で(お通じは毎日あるように心がけていますが)子供のころから便が硬く切れ痔に悩まされてきました。ずいぶん前ですが診断の結果、肛門が狭くなっているといわれました。便が軟らかければ問題ないのですが、便秘で硬い便になりますと出血しなくても痛みが続きます。肛門を広げる手術があるそうですが、難しい手術でしょうか。入院日数の目安も教えて下さい。

◆A.腰椎麻酔で2~3日の入院でOK

便秘症で肛門の疾患を抱える人は非常に多いのが現状です。

裂肛(切れ痔)を繰り返していると、だんだんと肛門の粘膜が硬くなり、しまいには粘膜狭窄(肛門狭窄)になるのです。

方針としては、下剤を使用し便を軟らかくしておくか、外科的処置を受けるかとなります。外科的処置には、麻酔をかけて用手的に肛門を拡張したり、内括約筋という筋肉(肛門を一定の緊張に保つ)を一部切開する方法があります。

手術は腰椎麻酔で行いますので、入院期間は二~三日ほどみればよろしいでしょう。

●寺田先生への質問や、当ページへの感想をお寄せ下さい。

▽寺田病院 胃・大腸・肛門病センター=東京都足立区本木西町18‐16

フリーダイヤル0120・77・0874、

ホームページhttp://www.daichou-koumon.com

「便秘症の人は便が硬く、切れ痔を繰り返しがち。水分を多めにとるなど日頃から軟らかい便を出すよう心掛けましょう。痔が悪化するようでしたら外科的処置として肛門を広げたり、肛門の筋肉を一部切るなどの手術も考えられます」と寺田俊明センター長

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