食品ニューテクノロジー研究会講演:東京大学大学院・小林彰子准教授

 ●「認知症発症遅延に有効な天然食品の探索とその効果の検証」 東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 小林彰子氏  2012年の厚生労働省の調査によると、65歳以上の4人に1人は、認知症とその予備軍と報告されている。現在、ワインやカレーといったポリフェノールを豊富に含む食品を摂取する食習慣が、アルツハイマー病(AD)の低いリスクと関連しているという疫学的知見が報告されているが、ポリフェノールのAD予防についての科学的証拠は得られていないのが現状だ。

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