12月10日。今日はタイの憲法記念日
1932年12月10日、憲法が採択され、タイは立憲君主制となった。
タイから伝わった蒸留酒
蒸溜によって香料をとる技術は、紀元前3000年メソポタミアに存在していたといわれるが、醸造酒を蒸溜してアルコールをとり、飲料に供するようになったのは、西洋でも16世紀末以降と考えられている。中国では14世紀の元の時代には醸造酒を蒸溜して焼酒を製造した記録があり、その製法は南蛮すなわち現在の雲南地方から伝えられたとされている(『居家必要事 類全集』)。
琉球とタイ国との交易は14世紀以前からひらけており、15世紀の尚真王時代の南蛮酒はタイ国より伝えられた蒸溜酒で、泡盛の原型といわれ ている。
(日本食糧新聞社『食品産業事典 第九版』(引用箇所の著者:秋山裕一 ))