焼肉のたれ特集
●家庭用の販売好調
20年の焼肉のたれ市場は、コロナ禍で内食需要が高まり好調に推移した。外食控えが続く中、調理家電としてホットプレートが人気となり、家庭で焼肉を楽しむ機会が増えている。焼肉のたれは、その万能度や汎用(はんよう)性の高さから焼肉以外にもさまざまな料理に使われている。内食需要を支えるカテゴリーの一つとして、「おうち時間」を彩る豊かな食生活に貢献している。(三井伶子)
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◆焼肉のたれ特集:巣ごもりで汎用性に支持 内食増応えるアレンジメニュー
調味料 特集 2021.06.1120年の焼肉のたれ市場は、コロナ禍で内食需要が高まり好調に推移した。外食控えが続く中、調理家電としてホットプレートが人気となり、家庭で焼肉を楽しむ機会が増えている。焼肉のたれは、その万能度や汎用(はんよう)性の高さから焼肉以外にもさまざまな料理に使わ…続きを読む
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焼肉のたれ特集:エバラ食品工業 「おうち焼肉」提案
調味料 特集 2021.06.11●「黄金の味」新テイストなど展開 エバラ食品工業の21年3月期肉まわり調味料群は「黄金の味」が「さわやか檸檬」「旨にんにく」を展開、ラインアップを強化して売上げが伸長した。「黄金の味」は市場以上の伸びを示し、前期の肉まわり調味料群売上高は前年比4.…続きを読む
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焼肉のたれ特集:キッコーマン食品 休売なしに安定供給
調味料 特集 2021.06.11●TVCMやサンプリングで「超焼肉」育成を加速 キッコーマン食品は前3月期、コロナ対策の内食増によって、焼肉のたれの売上げを大幅に伸ばした。休売なしに安定供給を果たし主力の「わが家は焼肉屋さん」を増大した。具材を半量以上入れた「超焼肉のたれ」はリニ…続きを読む
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焼肉のたれ特集:モランボン 巣ごもりが追い風に 20年3月期16%増
調味料 特集 2021.06.11●春夏ステーキソースへ注力 モランボンの20年3月期決算は前年比16%増の241億5400万円で着地した。精肉、青果、水産、日配と全ての分野でコロナによる巣ごもり需要の恩恵を受けた。今期の春夏は、精肉カテゴリーで、肉に絡みつきやすく固形分を増やした…続きを読む
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焼肉のたれ特集:日本食研 「宮殿」の販促強化
調味料 特集 2021.06.11●精肉売場で好評「きざみねぎ塩」伸長 日本食研は、たれの業務用市場では最大手として位置付けられ、市販用と合わせると出荷量ベースで約40%のシェアを占めている。家庭用商品としては、「晩餐館」シリーズ6アイテムや「焼肉のたれ・宮殿」シリーズなどを揃える…続きを読む
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焼肉のたれ特集:上北農産加工 関東での定番化進む「スタミナ源たれ」
調味料 特集 2021.06.11●コラボ商品多数 「スタミナ源たれ」で知られる上北農産加工は巣ごもり需要を背景に家庭用で伸びている一方で、花見の中止や業務用での不振などが業績に響いている。弘前城の桜を代表に、青森では花見に焼肉が付き物で盛り上がるが、昨年に続き今年も中止になった。…続きを読む
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焼肉のたれ特集:ダイショー 小容量タイプ投入へ 家庭でもお店と変わらない味を
調味料 特集 2021.06.11ダイショーの20年焼肉のたれ販売実績は41億5000万円で、前年比2桁増となった。「すき焼きのたれ」が1億2300万円で基礎数字は小さいものの2桁に近い前年比増で着地した。「しゃぶしゃぶのたれ」は2億円で減少したが、これは鍋スープ類との競合で、これら…続きを読む
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焼肉のたれ特集:宮島醤油 自慢は濃厚な味わい 「高千穂焦がしバター」新発売
調味料 特集 2021.06.11宮島醤油は6月から「高千穂焦がしバター焼肉のたれ」を新発売した。同品は南日本酪農協同こだわりの商品である「高千穂バター(食塩不使用)」と自社醤油を使用したコラボ商品で、九州産の生乳から作られた風味豊かなバターと自社醤油のコラボレーションから生まれた濃…続きを読む