話題の店WATCH:ホルモン鉄板焼きのニューウェーブ! 肉汁抽出で突き抜けた濃いおいしさ

2021.08.02 510号 16面
「千葉のコース」(1人前3,080円・税込み)の内容は、豚のアバラ煮込みのお通し、コク塩ホルモン5種、黒ダレホルモン4種、うどんまたはそばの「玉」、口直しのミックスジュースが付く。モヤシはお代わり自由

「千葉のコース」(1人前3,080円・税込み)の内容は、豚のアバラ煮込みのお通し、コク塩ホルモン5種、黒ダレホルモン4種、うどんまたはそばの「玉」、口直しのミックスジュースが付く。モヤシはお代わり自由

角に穴が開いた特注の鉄板を特製コンロに設置すると斜めの角度で安定。ホルモンを焼くと、穴から肉汁がタレの器に注がれる仕組み

角に穴が開いた特注の鉄板を特製コンロに設置すると斜めの角度で安定。ホルモンを焼くと、穴から肉汁がタレの器に注がれる仕組み

締めは、焼いたホルモンの肉汁と黒ダレが混ざり合った通称「千葉ダレ」で炒める麺。「肉汁で焼そばを作りたい、と思ったのが開業のきっかけ」(松田氏)という

締めは、焼いたホルモンの肉汁と黒ダレが混ざり合った通称「千葉ダレ」で炒める麺。「肉汁で焼そばを作りたい、と思ったのが開業のきっかけ」(松田氏)という

店内は大衆酒場風のカウンター席のみ。「飲みに来る店というよりは少人数客がわーっと元気に食べる店」(松田氏)とか

店内は大衆酒場風のカウンター席のみ。「飲みに来る店というよりは少人数客がわーっと元気に食べる店」(松田氏)とか

 東京・新宿の飲み屋街に7月、オープンした「ホルモン千葉 新宿店」の新しいホルモン鉄板焼きスタイルは要注目だ。同店の特注鉄板は角に穴が開いており、ホルモンを焼くと穴から肉汁がタレの器に注がれる仕組みになっている。同店を展開するフリークスの松田光弘氏によると、「焼肉を食べていて、いつも落ちる肉汁がもったいなくて(笑)。肉汁まで味わい尽くす食べ方を追求し、この鉄板を開発した」という。

 ホルモンを焼いて出る肉汁を余すことなく利用しつつ、さらに味付け自体もこってりヤミツキ系。「素材の味を壊さない味付けが今は主流だが、それとは一線を画し、ガツンとパンチのある濃い味付けで出したかった」として、ニンニクを利かせたペースト状の塩ダレの「コク塩」と、こってり甘味噌ベースの「黒ダレ」の2種類の味付けで提供している。

 イチ押しは、「千葉のコース」。まずはコク塩で5種類のホルモンを味わい、その後、肉汁が混ざり合った器の黒ダレを絡めて焼いた4種類のホルモンをいただく。「お客さんには食べることだけに集中してほしい」(松田氏)ことから、すべてスタッフが焼き上げるシステムだ。店内はカウンター14席のみで、次々と焼き上げ、勢いよく食べる雰囲気があるため、「ホールスタッフは1.5~2人で十分回る」という。

 傾いた鉄板で肉汁を抽出し、従業員が焼き上げる同店のスタイルは、ホルモン焼き酒場の新しいスタイルとして今後、多くの店に波及していくかもしれない。

 ●店舗情報

 「ホルモン千葉 新宿店」

 所在地=東京都新宿区新宿3-10-7

 営業時間=17時~23時。木曜休

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