漬物特集:寄稿=新潟大学農学部・清野誠喜准教授 新たな発想でマーケティングに挑む

漬物・佃煮 特集 2013.05.11 10830号 06面
清野氏は子どもの野菜消費を促進する開発が漬物の“入門”になると指摘している(写真は秋本食品のデザートセロリ)

清野氏は子どもの野菜消費を促進する開発が漬物の“入門”になると指摘している(写真は秋本食品のデザートセロリ)

 12年は北海道でO157による食中毒事故が起き、ずさんな衛生管理が指摘されたが、一企業による事故であり、多くのメーカーは一定の衛生管理、技術レベルを備えている。一方、マーケティングの発想や戦略を活用した商品、チャネル開発をしているメーカーは少ない。伝統食品ならではの難しさもあるが、食品業界でも特に漬物業界はニーズの掘り起こしなどで立ち後れているとの指摘が漬物業界内で聞かれる。他の業界の事例なども含め、マーケティングに詳しい新潟大学農学部の清野誠喜准教授に寄稿していただいた。

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