ソース特集2023
ソース市場は、家庭用は物価高騰が家計を直撃した影響などで伸び悩むも、業務用は外食が回復基調で推移、中食は堅調を維持と、市場は明暗まだら模様の状況だ。(金原基道)
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◆ソース特集:業務用が需要増の鍵 市場は明暗まだら模様
調味料 特集 2023.04.05ソース市場は、家庭用は物価高騰が家計を直撃した影響などで伸び悩むも、業務用は外食が回復基調で推移、中食は堅調を維持と、市場は明暗まだら模様の状況だ。今後も食材やエネルギーコストの高騰は継続することが見込まれるが、ソースは家庭用・業務用ともに基礎調味料…続きを読む
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ソース特集:オタフクソース 「だしと醤油のたこ焼ソース」など主力品を刷新
調味料 特集 2023.04.05●家庭でも関西の味 オタフクソースは、「原点回帰と進化」をテーマとした第4次中期経営計画を進めており、今期も「共感の実践」を基本方針として「食を通じた幸せの向上」「BPRの実践」「共創による新たな価値創造」などに取り組んでいる。 同社の22年9月…続きを読む
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ソース特集:ブルドックソース 新たな客層開拓へ 他社コラボ展開3年目
調味料 特集 2023.04.05ブルドックソースの第3四半期累計(4~12月)の家庭用ソース類の業績(連結)は前年比1.4%減。世界的な原材料およびエネルギーコスト高騰の影響により、同社は2022年6月に一部商品の価格改定を実施。消費者の節約志向の高まりにより、微減となった。一方、…続きを読む
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ソース特集:カゴメ ちょい足しや併用など 洋食レシピ提案を
調味料 特集 2023.04.05カゴメは、主力の「カゴメ 醸熟ソース」などで、「ウスターソースがカレーに合う」ちょい足し提案や「トマトケチャップ×ソース(特にウスターにて)」による洋食レシピ提案を強化していく。 22年(1~12月)の「カゴメ 醸熟ソース」は前年割れでの着地。これ…続きを読む
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ソース特集:イカリソース 食欲わく韓国風味「ヤンニョムソース」発売
調味料 特集 2023.04.05イカリソースは今春、韓国風甘辛味の「ヤンニョムソース280」を新発売し、リニューアルした「塩だれソース280」とともにご飯が進む万能調味料シリーズとして展開している。どちらも丼から炒め物、あえ物などに使い勝手よく、パンチが強めで食欲をわかせる味だ。同…続きを読む
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ソース特集:オリバーソース 次の時代を見据える「ゆずしおソース」 あっさりで…
調味料 特集 2023.04.05オリバーソースは3月に創業100周年を迎えた。日本で最初に豚カツソースを開発して、港町神戸から洋食文化を盛り上げた歴史を持つ。ソースタンクの底にたまるうまみを「どろソース」と呼び、ソースの可能性も広げた。今春は、食を取り巻く環境が大きく変わる中で、次…続きを読む
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ソース特集:コーミ 「焼そばソース」地元の中京圏で金額シェア1位に
調味料 特集 2023.04.05コーミの23年3月期のソース部門売上高は前年並みで着地する見込みだ。主力商品の「こいくちソース」は、500mlタイプが前年を上回る売れ行きを見せたが、300mlは前年から横ばい、800mlは苦戦を強いられた。 「国産野菜でつくったとろみのあるソース…続きを読む
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ソース特集:高橋ソース VEGAN&ORGANICソースを今秋に新商品 シリ…
調味料 特集 2023.04.05高橋ソースの今期業績は、前年の価格改定などもあり売上げは伸びたが、物量は減少。「値上げの影響による需要減をある程度予測していたが、想定よりも軽微だった」(高橋亮人社長)という。同社は看板ブランド「カントリーハーヴェスト」やオーガニック系商品などこだわ…続きを読む
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ソース特集:ハグルマ 「瀬戸内」2品投入 汎用性受けて全国配荷
調味料 特集 2023.04.05ハグルマは今春、瀬戸内産レモンを使ったたれとドレッシングを新発売した。ふんだんに使った瀬戸内産レモン果汁の爽やかな風味とスパイスとのバランスの良さ、汎用(はんよう)性の高さが受けて「予想以上の反響」と全国配荷を進めている。「紀州柚子・南高梅」シリーズ…続きを読む
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ソース特集:山屋食品・菅澤運一社長 直撃する原料高騰
調味料 特集 2023.04.05●産地干ばつ天候不順が影響 モノ不足も憂慮 「加工用トマトの価格が7割も上がっている。一度に価格転嫁することは難しく、中小ソースメーカーは苦慮している」と菅澤運一社長は原料価格の高騰の厳しさを語る。 原料価格の高騰は、産地の干ばつなど天候不順によ…続きを読む