九州つゆ特集2023
九州エリアにおけるつゆ市場。ここでは、地域メーカーと全国メーカー双方がそれぞれの強みを発揮し形成される売場が目立つ。味の嗜好については、九州内と九州外において少し変化がみられている。(九州支局長=大屋良太)
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◆九州つゆ特集:地域性と新たな価値のバランスを
調味料 特集 2023.04.10九州エリアにおけるつゆ市場。ここでは、地域メーカーと全国メーカー双方がそれぞれの強みを発揮し形成される売場が目立つ。味の嗜好については、九州内と九州外において少し変化がみられている。特に県外からの移住者も多い福岡県。最も大きな人口規模を持つ同県では、…続きを読む
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九州つゆ特集:夏のめんつゆ、底上げ好機
調味料 特集 2023.04.10つゆ商品について、年間での商品動向を見ると九州エリアにおいても、鍋つゆ市場同様、通年販売が定着している。秋冬向けに関しては、特に全国メーカー商品がボリューム感を出して存在感を発揮する。 ただ、販売数量を考えると、夏場の動きが年間の売上げに大きく左右…続きを読む
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九州つゆ特集:調味料として用途拡大へ
調味料 特集 2023.04.10つゆ商品の年間利用が広がってきている。この現状に、一役買っているのが汎用調味料としての用途拡大だ。親子丼、鍋、煮物などの材料として、濃縮タイプが存在感を高めているのが現状。味付けが簡便化できて、時短にもつながる。共働き世帯が広がった結果、こうした強み…続きを読む
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九州つゆ特集:味の差別化図り支持獲得
調味料 特集 2023.04.10味に着目すると、幅広い層での支持が見込めるのはかつおつゆ。万人受けしやすいため、ヒットにつながれば、売上げのボリュームは非常に大きい。多くの企業から商品が展開されており、市場の7~8割まで占有している。ただ裏を返せば、価格面含め、メーカー間の競争が特…続きを読む
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九州つゆ特集:混ぜるタイプの動向注目
調味料 特集 2023.04.10売場のなかで、少しずつ棚が広がりはじめているのが混ぜるタイプの商品(個食タイプ)だ。 各社商品のほんの一例としては、ニビシ醤油の「まぜめん ピリ辛豆乳」「同 香る柚子胡椒」、キッコーマン食品の「具麺 牛だし肉ぶっかけ」「同 和風おろし」、ヤマサ醤油…続きを読む
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九州つゆ特集:健康志向品は流通と連携
調味料 特集 2023.04.10健康志向の層へ向けた減塩つゆ。これについては、市場全体で見ればまだ少数派。「減塩=おいしくない」といったイメージを払拭しようと、満足感へのこだわりを徹底的に重視するところもある。 つゆ分野だけでは、小売店舗での大きなコーナー取りを行うのは困難。さま…続きを読む
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九州つゆ特集:甘めのつゆ九州以外でも
調味料 特集 2023.04.10九州地区のつゆ動向で濃色とストレートをタイプ別に見ると、北部と南部で市場構成が大きく異なってる。ここは大きな特徴だ。北部九州では、2倍濃縮商品が8割以上を占め、ストレート商品は1割強といったところ。 一方の九州南部では、ストレート商品の主戦場となっ…続きを読む