◆値上げ効果、物流合理化など寄与 23年度の食品卸業界は、食品値上げラッシュに伴う末端への価格転嫁を遂行しつつ、物流費や人件費などの上昇が続くコスト環境へ適切に対処した成果を得て、2年連続の好決算となった。値上げ効果と収益改善の自助努力に加え、昨年のコ…続きを読む
◆食品卸の枠超え幅広く機能提供 5社合併で大型新会社スタート 三井物産系の食品流通関連5社の合併により、4月に「三井物産流通グループ」が誕生した。総売上高1.3兆円を誇る大型新会社で、6ユニットによる機能別の組織体制のもと、従来の食品卸の枠にとらわれず…続きを読む
2019年の改正労働基準法施行から5年の猶予期間を経て、4月1日からドライバーの時間外労働規制(年960時間上限)がスタートした。これに伴うトラック輸送能力の不足、いわゆる物流の「2024年問題」が本番を迎えた格好だ。 食品流通は他産業と比べてもド…続きを読む
【東北】服部コーヒーフーズは、業務用食品の総合展示会「HCF食彩展2024」を25、26の2日間、仙台市内で開催した。外食産業を取り巻く人手不足解消をテーマに、プライベートブランドの「HCF」商品、出展メーカーとのコラボメニューなどを提案した。 リ…続きを読む
11月11日付 ▽都城支店長(福山営業所長) 莚平昌彦
高山の24年2月期の業績が増収増益で着地した。売上高が前年比5.2%増の2175億0234万円。営業利益は2200万円で、前々期の営業損失1億5400万円から黒字転換を果たした。経常利益は、3億6700万円で同62.2%増となった。本紙取材に高山時光…続きを読む
【大阪】大物の第65期(24年9月期)の売上高が、期初に目標としていた158億円から上振れし、前年比6%増の160億円を超える見込みとなった。利益面でも計画を上回り、売上げ、利益ともいずれも過去最高となる見通しだ。4日に大阪市内で開催した秋季謝恩展示…続きを読む
【関西】エンド商事は18日、大阪市中央区のOMMビルで「第84回秋季展示商談会」を開催した。出展メーカー133社とともに、秋冬の新商品や一押し商品を紹介。得意先約800組が来場し、エネルギーコストや原材料価格の高騰、人手不足といった飲食店の課題を解決…続きを読む
◇カナカン・野村直紀専務取締役営業本部長 ●需要に合わせ独自開発も --昨今の景況感と消費動向をどうとらえているか。 野村 やはり消費者の節約志向は依然として強い。そのため、単価の低い商品に流れる傾向があり、買上点数も伸びていないような状況だ。…続きを読む
◇昭和・岡本光司上席執行役員卸事業部長 ●新センターで一層効率化 --昨今の景況感について。 岡本 直近でいえば、南海トラフ地震臨時情報の影響で、レジャーなどへの外出控えがあったものの、備蓄品が一時的に出たほか、お盆期間の里帰りもあって大容量品…続きを読む