【北海道発】2024年下期の道内小売・流通業界では、西友の閉店とイオン北海道への店舗承継が注目を集めた。両社の吸収分割契約効力発生日は10月1日で、西友は9月29~30日にかけ札幌市内全9店舗を閉店。店舗は今後、イオンやマックスバリュなど各業態への転…続きを読む
ファミリーマートは部門横断でスイーツを強化する。チョコレートスイーツ13品を部門横断で展開する「ファミマがチョコだらけ!」キャンペーンを全国の店舗で10月29日から始めた。同社は幅広い部門の甘味商品をスイーツとして訴求する「スイーツのファミマ」戦略を…続きを読む
◇供給難時代の指針探る タカラ・エムシーは8月、沼津港で水揚げされた鮮魚を、その日のうちに静岡市の店舗に配送するチルド便を本格稼働させた。同市内店舗の集客効果が期待される。また、9月のフードマーケットマム下川原店(静岡市)オープンに併せて、沼津市の…続きを読む
現在、わが国はおける食の安定供給が大きく脅かされている一方、世間の関心は高くないのが実情だ。そこで、今回はDX関連の施策や耕作放棄地再生の取り組みから、地産地消につなげる小売流通・卸の販売戦略まで多岐にわたって取り上げ、これから予想される供給難時代の…続きを読む
◇小売動向をひも解く ●EC加え事業拡大 物価高の中、小売業を取り巻く環境は依然として厳しい。そのような中、さまざまな業態で104店舗を展開する県東部、富士市のマキヤの前期72期(24年3月期)は過去最高益を記録するなど、好調が続く。1月にはEC…続きを読む
◇小売動向をひも解く ●100周年に向け高質ストア目指し経営基盤強化 静岡県浜松市の遠鉄ストアは昨年50周年に続き、従業員考案のオリジナル商品や価格帯に応じた商品展開の推進、移動スーパー事業を通じて、地域の支持をより盤石なものにしている。次の10…続きを読む
◇小売動向をひも解く ●法人向け「プチ・マム」提供などで可能性広げる 静岡市のタカラ・エムシーは9月、静岡市のホームセンター内に「フードマーケットマム下川原店」をオープンするなど、業態の垣根を越えてワンストップの利便性を追求している。また、法人向…続きを読む
◇小売動向をひも解く ●上場20周年記念企画などが業績押し上げ マックスバリュ東海の今期(25年2月期)第2四半期決算は過去最高益を記録した。全店売上高は前年比3.7%増と拡大。上場20周年記念企画とイオングループトータルアプリ「iAEON」での…続きを読む
沼津市のあおきは1957年の創業以来、県東部を中心にストアブランドを確立し、地域の豊かな食生活を支えている。23年2月に社長に就任した田村篤己氏は商売の原点に立ち返って、組織再編に注力。今期(24年10月期)は過去最高益を記録した。現在、同地区での空…続きを読む
セブン&アイ・ホールディングスは30年度の目標として国内CVS事業の売上げを6兆円以上とすると明らかにした。新コンセプト店「SIPストア」のノウハウなどを生かし、30年度に平均日販75万円以上、粗利益率32.5%以上、店舗数2万3000店以上を目指す…続きを読む