●市場拡大の中食産業 人手不足解消目指す 人材派遣業務を行うキャムコムグループの綜合キャリアオプションは、中食産業の人手不足を解消し、生産性向上への貢献を目指し、日本惣菜協会に賛助会員として加入した。同社は日本惣菜協会加入の背景について「人材育成、…続きを読む
【中部】愛知県調理食品工業協同組合の若手経営者組織「愛佃同友会」は3月15日、アイリス愛知(名古屋市中区)で総会を開催した。任期満了による役員の改選では岩田晃明会長(岩田食品社長)を再選した。 冒頭のあいさつで岩田会長は「大手企業の賃上げなどが話題…続きを読む
21年4月から、静岡市との連携と協力に関する包括協定の一環で、天神屋は学校給食メニューを期間限定で販売している。23年3月には静岡県内学校給食の定番メニュー「さくらごはん」を地元静岡ではなじみ深いアルミパックで期間限定発売。具のない醤油味のシンプルな…続きを読む
静岡県島田市の「KADODE OOIGAWA」に20年11月に出店したソフトクリーム専門店は多くの観光客らが詰めかけ、特に休日は盛況だ。中でも、そこでしか味わえない煎茶「被せ茶さえみどり」を使用した新ブランド「門出ソフトクリーム」は新鮮な味わいで大変…続きを読む
天神屋は19年4月から、江崎新聞店の支店と同社グループ会社「静岡オリコミ」の配達網を活用した夕食宅配サービス「お夕飯便」を静岡市で展開している。1食当たりの品数が多い上に、同社専属の管理栄養士が栄養バランスをしっかりと考慮した献立とあって非常に好評だ…続きを読む
2月13日、静岡県民の食環境向上を図る産学官連携の取り組み「しずおか健幸惣菜」の一環で開発された「叶え~る弁当」(税込み753円)を天神屋全30店舗で発売した。オリジナル「天神米」と十五穀米のほか、15種類以上の野菜を使った惣菜10品が入った同品の販…続きを読む
天神屋の静岡おでん「しぞ~かおでん」は累計販売数が1000万本(20年1月1日~23年8月31日の期間)を突破し、地元静岡を中心に絶大な人気を誇る。新東名高速道路の上り浜松サービスエリア(SA)の店舗などでは4000本も売り上げる日もあり、観光需要獲…続きを読む
静岡工場は県内全30店舗運営などを力強く支える屋台骨だ。現在、品質向上のためにレトルト加工食材の導入を進めるほか、SKU集約化と自動化にも着手。一方、看板商品「たぬきむすび」では手作り感を大切にするなど、消費者の思いを生かした製造を行っている。 焼…続きを読む
◇軸の事業を生み出す 17年以降、天神屋は「価格」ではなく「価値」を重視し、物価高の今でも「しぞ~かおでん」(静岡おでん)や「たぬきむすび」を中心に業績拡大が続く。それは同社の長年培った潜在能力を存分に引き出すことに成功した有田一喜社長の手腕による…続きを読む
江戸時代から続く雛人形店「天神屋」社内で繁忙期に食べていた「とりめしむすび」が評判となり、1954年、望月哲夫初代社長が惣菜店に業態転換した。ここから静岡県の地元惣菜チェーンの天神屋の70年の歴史が始まる。創業当時、スーパーなどの店頭のほか、昼間はリ…続きを読む