●地元メーカーに商品開発で協力 「東北市場は少子高齢化、人口減が進み、地元製造メーカーは人手不足によって、製造制限、販路拡大に大変苦慮している。市場を見れば簡便性の高い商品へのニーズが高まり、家庭用、業務用問わず冷凍食品が伸びをみせ、今後も伸長する…続きを読む
●“東北を元気に”の思い込め 「当社は東北を元気に盛り上げたいという思いを込め、業務用小麦粉『けっぱれ!東北』を2023年3月に発売し、2次加工メーカーをはじめとした人々からの支持は着実に広がっている」と日清製粉仙台営業部の池永真吾部長代理。「『け…続きを読む
●吉清水商店と提携1年 「盛岡市の吉清水商店と資本提携し1年になる。業務用中華麺製造卸で、80年の歴史がある製麺業者だ。昨年12月4日提携し、戸田久100%の会社になった。無借金経営だが、後継者がいなかったことが主要因だ」と戸田久の川原守会長。ただ…続きを読む
●「三つ星プレート」 新たな需要生み出す 「当社の冷凍麺の拠点として山形県天童市に山形工場があり、大きな力になっている。国内で唯一の麺工場であり、全国に供給している。もともとは缶詰とレトルトの工場だった。3年前にライン強化で冷やし中華、昨年は五目あ…続きを読む
●「丹念仕込み」アッパー品訴求へ 「好調な商品が多い。冷凍麺の売れ筋では圧倒的にうどんで、ラーメン、そばと続く。うどんの主力は5食。ただ東北の場合、具付が弱い。食べればおいしいといってくれるが、棚になかなか残らない。東北では肉うどんを食べる機会が少…続きを読む
●グループ内での競争に勝つ 「東北営業所の前期売上げは9%増だった。価格改定の影響もある。好調な商品は『スパ王喫茶店大盛り』シリーズの5品目中の『ナポリタン』、『もちっと生パスタ』9品目中の『クリーミーボロネーゼ』。3番目が『汁なし担々麺』、そして…続きを読む
●「そのまんま麺」 簡便さうける 「仙台営業所の2024年度売上げは前年比1.3%減だった。値上げの影響があり食数が落ちた。他社商品へ変わったこともあろう。根底には東北の人口減、高齢化が影響している。グループ内では冷凍が好調だ。カテゴリーの中でラー…続きを読む
「東北の生産拠点は古川、郡山、仙台の3ヵ所。仙台工場はうどん、ラーメンなどのチルド麺を、古川工場はLL麺があるが生産の大半は冷凍麺。郡山は冷凍麺のみの生産。全社内で東北地区の売上構成比は、チルド麺で10%弱。売れ筋が『流水麺』6品目、次いで『太鼓判』…続きを読む
●「マルちゃん焼そば」50周年 「東北支店の昨年度、今期の業績推移だが、昨年度売上げは、好調に推移し、今期(4~8月)も全体で前年比1桁後半の伸びをしている」と東洋水産東北支店の浅野哲太郎副支店長。中でも和風麺の好調が目立ったという。「3玉や稲庭風…続きを読む
◇東北商品・営業推進部中村聡部長 チルド・冷凍麺は日本アクセスの東北エリアでも重要カテゴリーだ。新商品も多く発売され、冬物商戦の柱として売場をにぎわしている。好調には違いないが、チルド麺を見てみるとNB商品を除けば県別で売れ筋が変わってくる。力のあ…続きを読む