●家庭用にも販路拡大 茶そばのトップメーカーとして池島フーズは、ホテルやレストランなどのプロの調理人から選ばれる品質の高い製品を開発・販売を推進している。同社独自の技術を生かしつつ、素材や原料にこだわって、品質の高い商品を業務用だけでなく家庭用への…続きを読む
●事業の新たな柱を模索 「江戸玉川屋」こと玉川食品は、1935(昭和10)年創業以来、東京・王子の地で実直な麺づくりを続け、2025年に90周年を迎えた。16年に3代目社長に就任した関根康弘氏は、サンリオなど著名企業とのコラボでエンタメ系乾麺を開発…続きを読む
●他業種新規顧客も獲得 松屋製粉の24年度(25年3月期)は増収増益となり、コロナ禍の厳しい状況から回復基調となっている。外食産業の復調が主な要因。さらに、他業種からフランチャイズでそばチェーン店に参入するような新規顧客を獲得できたことも業績に寄与…続きを読む
●贈答需要は回復基調 ヤマダイの25年3月期の乾麺販売状況は、前年並みで着地した。うどんとそばが堅調に推移したことが要因となっている。特に主力のうどんが前年を上回ったことが寄与した。26年3月期の乾麺類の販売戦略は、引き続き「手緒里めん」シリーズ(…続きを読む
●十割さらなる活性化へ 山本かじのの乾麺の販売状況は、堅調に推移している。同社の基幹商品「元祖十割そば」を中心に高配合そばの売上げが伸長していることが要因だ。今シーズンについては、十割そばのパイオニアとして、カテゴリーのさらなる活性化を図っていきつ…続きを読む
●ざるうどんの魅力提案 星野物産の乾麺の販売状況は、「新・信州田舎そば 小諸七兵衛」「マルボシ中華そば」「上州手振りうどん」の主力3シリーズの販売に取り組んだことで、堅調に推移している。中でも「小諸七兵衛」と「マルボシ中華そば」が着実に売上げを獲得…続きを読む
●PBや留め型の製造も 宮城県白石市のはたけなか製麺の「ぜいたく茶そば」が発売から10周年を迎え、累計の販売数量は500万袋(1000万食)を突破した。東京や埼玉など東北以外のエリアへの出荷が6割を超え、全国に販路を広げている。 長野県戸隠で挽い…続きを読む
●試食販売で魅力発信へ 小麦粉と塩水が主原料の長さ9cmの白石温麺。油を使わない製法からお腹にも優しいとシニア層を中心に愛好者が多い。宮城県白石市の特産品として県内から隣県を中心に長年親しまれてきたが、人口減少により市場が縮小する中、新たな販路を模…続きを読む
●首都圏向けて提案強化 山形県山形市の城北麺工の今期の一押しは、県産ブランド米「つや姫」の米粉を配合した「つや姫麺」だ。昨年9月から販売を始め、春夏商戦からは大手、ローカルSMの山形エリアの店舗、EC業態などを中心に販路が広がった。日常使いやギフト…続きを読む
●業務用生麺でも存在感 山形市のラーメン消費額が3年連続で日本一となり、注目を集めている。総務省が発表した最新の家計調査によると世帯当たりの年間支出額(二人以上、外食)は初めて2万円を超え、過去最高額を更新。一連のラーメン人気を追い風に山形市の酒井…続きを読む