●ご当地商品を軸に提案 山形県東根市のみうら食品は白物の新商品「白雪麦切り」(200g、230円税別)を4月1日に発売した。沿岸部の庄内地方の郷土料理として知られる平打ち麺の“麦切り”をベースに、原料を独自の配合でアレンジした。日常使いとギフト両方…続きを読む
●技術革新で品質追求 秋田県湯沢市の稲庭うどんの老舗後文が今、最も力を注いでいるのが手延べのおいしさを最大限に引き出す新たな製麺技術の研究だ。手延べや機械麺で培ったノウハウを基にワンランク上の品質を追求した塩麦熟成法と呼ぶ製法にたどり着き、昨年には…続きを読む
●スイーツ領域に挑戦 お中元やお歳暮の定番品としての地位を確立した稲庭うどん。しかし、時代の変化に伴い、贈答用の市場は縮小傾向にある。秋田県湯沢市の寛文五年堂は稲庭うどんの伝統を守りながらも、味噌や米麹を用いた新たな商品開発を進めるなど今後の在り方…続きを読む
●稲庭ブランド37ヵ国へ 秋田県湯沢市の稲庭うどん小川の海外売上比率が20%を超えた。ギフト、贈答用での国内市場の縮小を背景に海外の販路開拓に取り組み、現在はASEANを含むアジア圏、米国、欧州など37の国や地域に販売網を広げている。 海外に輸出…続きを読む
●「蒸練製法」磨き開発加速 市販用の盛岡冷麺で全国トップシェアを誇る岩手県一戸町の戸田久は25年2月期決算(24年3月~25年2月)の売上高が45億0309万円(前年比6.3%増)と過去最高を更新。気温の上昇から冷たい麺の需要が増え、看板商品の「も…続きを読む
●観光客取り込みへ期待 岩手県八幡平市の北舘製麺から人気の観光地をモチーフにしたユニークな商品が発売されている。岩手と秋田県境にまたがる八幡平山頂の火口湖に5月下旬~6月上旬の雪解けの時期に現れる龍の瞳に似た景観「ドラゴンアイ」を模した「八幡平ドラ…続きを読む
◇生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合 ●値頃と産地を軸に拡充 夏場の需要を支える手延べそうめんの品揃えが変化しつつある。生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合の乾麺の売れ筋では「揖保の糸手延そうめん300g」やコープ商品の「C…続きを読む
●旭川でオリジナル麺製造 寿須藤製麺工場は、1948年に創業した旭川市の老舗製麺会社。基本を大切に、顧客の声を聞いて物をつくることに徹し、業務用を中心にラーメン、そば、うどんなど独自性のある麺を100種類以上製造。昨年、須藤雄一相談役の長男・展充氏…続きを読む
●取引先広げ市場に浸透 円山製麺は、通信キャリアが提供する光回線の店頭販売やセールスプロモーションを手掛けるギガネットが2020年、同社製麺事業部として立ち上げた。業務用製麺業者としては後発組ながら、熟練技術者の登用、製麺技能士育成など通じて築き上…続きを読む
●「職人の一品」の育成も ニップンの25年3月期乾麺販売状況は、金額ベースで前年を上回る乾麺市場と同水準で着地する見込みだ。需要期の猛暑という追い風もあり、主要アイテムが堅調に推移したことが要因だ。25年度(26年3月期)の乾麺カテゴリーの商品戦略…続きを読む