●取引先広げ市場に浸透 円山製麺は、通信キャリアが提供する光回線の店頭販売やセールスプロモーションを手掛けるギガネットが2020年、同社製麺事業部として立ち上げた。業務用製麺業者としては後発組ながら、熟練技術者の登用、製麺技能士育成など通じて築き上…続きを読む
●「職人の一品」の育成も ニップンの25年3月期乾麺販売状況は、金額ベースで前年を上回る乾麺市場と同水準で着地する見込みだ。需要期の猛暑という追い風もあり、主要アイテムが堅調に推移したことが要因だ。25年度(26年3月期)の乾麺カテゴリーの商品戦略…続きを読む
●機械麺価値向上へ 日清製粉ウェルナの25年3月期の乾麺の販売実績(数量ベース)は、前年並みで着地した。一部商品の終売によるマイナスの影響があったものの、主力ブランドの伸長で、カバーした結果となった。 26年3月期の取り組みは、手延べ麺の供給リス…続きを読む
●「揖保乃糸」の安定供給を 国分グループ本社の24年(1~12月)の乾麺販売実績は、金額ベースで前年を上回って着地した。ボリュームゾーンのそうめん・ひやむぎ、そばが堅調に推移したことが要因となっている。25年度については、第11次長期経営計画で取り…続きを読む
下田商事の24年度(1~12月)の乾麺販売実績は、数量ベースで前年比7.6%増と伸長した。主力のそうめん、そばが順調に推移したことが要因。数量ベースの構成比ではそうめんが36.6%、ひやむぎが3.1%、うどんが16.8%、そば41.1%、きしめんが2…続きを読む
●業務用ルートの開拓も 日本アクセスは24年4月~25年2月の乾麺市場について、金額ベースで前年比1.7%増で着地したと分析する。カテゴリー別では、そうめん・ひやむぎが前年比2.6%増、そばが同3.1%増、うどんが同1.5%減、中華麺が同11%増と…続きを読む
今里食品は宝塚本社工場(兵庫)、琴平工場(香川)、八潮工場(埼玉)の3工場体制で、1日に夏場20万食(調理麺15万食、個包装麺5万食)、冬場15万食(調理麺10万食、個包装麺5万食)を生産し、近畿地域及び中国・四国のCVS、関東・東海・北陸・近畿・中…続きを読む
デリモは2022年に本社と工場(最大生産数量1日当たり10万食)を埼玉県草加市に移築し、社名も刷新して調理麺からデリカ全般を扱う企業として事業展開を行っている。扱う商品は、調理麺(冷し中華、ざるそば)から調理済みレンジ商品(ラーメン、うどん、日本そば…続きを読む
日本惣菜協会は「惣菜白書」(2025年度)で24年の調理麺市場を1兆0863億円(前年比7.8%増)と公表した(図1)。調理麺は日持ちのしないチルド帯の調理済み食品で、調理麺は粉から製麺してスープと具材も自社調理した調理済み焼そば、うどん、そば、スパ…続きを読む
手延べ麺の各生産地はともに今年は早い段階で値上げの意思を表明した。手延べ麺業界のトップリーダーである「揖保乃糸」の兵庫県手延素麺協同組合は3月から全商品で5%の値上げを図った。また、半田手延べそうめん協同組合でも同様に組合商品である「入魂」ブランドの…続きを読む