●高食物繊維中華麺を柱に カネス製麺は今期(26年3月期)、手延べ麺の単品、機械麺ともにボトムアップを図り、ギフトは提案力の強化できめ細かい営業を実践していく。 昨年9月に新発売の「高食物繊維小麦粉50%使用中華めん240g」はまずまずの動きとい…続きを読む
滝沢食品は、「十割そば」「八割そば」など、そば粉高配合系の製品が堅調な売れ行きだ。「コロナ禍で市場への定着が進み、取引先やユーザーからの評価も高い」と、滝沢秀治社長。今シーズンも拡販に取り組む。 一方で、600g入りの「信州そば」など徳用感のあるア…続きを読む
「日本三大そば」の一つ、「戸隠そば」。その当地、長野市戸隠で製粉から製麺まで一貫生産を行っている、おびなた。「八割」を中心に、そば粉高配合製品が堅調だ。「製粉から手掛けているため、高配合系の販売拡大によるメリットは大きい」(大日方健治専務)ことから、…続きを読む
そばの一大ブランド「信州そば」。地元の長野県では、観光需要も大きなウエートを占める外食はもちろん、麺製品が地域の食品産業をけん引している。中でも、明治期に長野市で誕生した乾麺・乾そばは長野県が製造量で全国トップを誇り、カテゴリー市場で40%以上のシェ…続きを読む
●関西への拡販推進も 丸栄製粉の麺類部門は25年5月期、低価格帯のそうめんなど白物商品や注力するラーメン類が好調に推移している。売上高は前年比約5%増での着地を見込む。来期は、秋冬にラーメン類の新商品を発売する予定で、好調のラーメンをさらに盛り上げ…続きを読む
●待望の2本目の柱に 乾へぎそば「妻有そば」で知られる玉垣製麺所は今期、待望の新商品「みのりそば」を発売した。出足は好調で、今後は「妻有そば」に次ぐ2本目の柱に育てていきたい考え。25年3月期については、消費者の生活防衛意識の高まりなどもあり、4月…続きを読む
●新商品は今秋発売へ 自然芋そばの25年2月期は、主力の「自慢ののどごし」はじめ「へぎそば」のつなぎとして欠かせないフノリの不足が深刻で、思うように販路拡大を進められなかった。26年2月期は、3月にフノリ不足やコスト上昇を受け内容量変更を実施し、出…続きを読む
●品質管理・生産能力強み 松代そば善屋の24年10月期は、生産量が前年比33%増だったものの売上高は前年を下回った。しかしコスト上昇の中でも利益は確保し、減収増益となった。大口受注に対応できる生産能力と高い品質管理能力が評価された。夏のコメ不足によ…続きを読む
●地域ブランドも新展開 「The Kokumotsu Company」として大麦、雑穀などの穀物を幅広く手掛ける、山梨県のはくばく。白物やそば、パスタ、中華麺など多彩なジャンルで展開する乾麺事業は、消費者の健康志向やトレンドを積極的にとらえた商品開…続きを読む
●家庭用にも販路拡大 茶そばのトップメーカーとして池島フーズは、ホテルやレストランなどのプロの調理人から選ばれる品質の高い製品を開発・販売を推進している。同社独自の技術を生かしつつ、素材や原料にこだわって、品質の高い商品を業務用だけでなく家庭用への…続きを読む