小林製麺は、22年に東京都のヨシムラ・フード・ホールディングスと資本・業務提携し同HDの100%子会社として新たなスタートを切っている。昨年12月には生え抜きの本田聖哉営業本部長が新社長に就任、グループシナジー創出で競争力を一段と高めていく考えだ。 …続きを読む
●国内麦使用の新商品も 日清製粉ウェルナの24年3月期の乾麺販売実績(数量ベース)は、前年並みで着地した。金額ベースでは価格改定を実施したこともあり、前年を上回っている。24年度(25年3月期)の方針は、ロングセラー商品「川田製麺讃岐麺」シリーズに…続きを読む
●既存商品の価値を訴求 ニップンの24年3月期乾麺販売実績は、新商品を投入したことも奏功し、前年を上回って着地する見込みだ。24年度(25年3月期)の乾麺カテゴリーの商品戦略は、既存の商品ラインアップで着実に売上げを獲得していくため、各商品の価値訴…続きを読む
●人材育成の強化取組む 国分グループ本社の23年(1~12月)の乾麺販売実績は、前年を上回って推移した。夏場の猛暑を追い風にそうめん・ひやむぎ、そばカテゴリーが増加したことが要因。24年については、第11次長期経営計画で取り組む乾物・乾麺カテゴリー…続きを読む
●江戸野菜使用の乾麺も 下田商事の23年度(1~12月)の乾麺販売実績は、金額ベースで前年比2桁増、数量ベースでも同2.1%増で着地した。上期は価格改定の影響で伸び悩んだものの、7月の猛暑の追い風もあり下期で巻き返した結果となった。構成比では、そう…続きを読む
●タイパ対応商品を提案 伸長する中華麺拡販も 日本アクセスは23年度(23年4月~24年3月)の乾麺市場について、金額ベースで前年比4.2%増で着地したと分析する。カテゴリー別では、そうめん・ひやむぎが前年比4.5%増、そばが同6.9%増、うどんが…続きを読む
調理麺市場の成長が止まらない。2019年の6878億円市場が23年には1兆円を超えた。5年間の成長率は47%増である。コロナ禍で21年は微減したものの、20年、22年、23年は2桁で成長している。しかし、製造メーカーの人手不足は深刻で、調理麺ならではの…続きを読む
昨年は需要のピークであるお盆を過ぎても旺盛な引き合いが続き、シーズンオフの9月や10月でさえ出荷作業に追われる会社があった。背景にあるのは残暑で、秋口に涼を求める消費者が後を絶たなかったため、手延べそうめんなど手延べ麺の生産者にとっても望外の荷動きと…続きを読む
●コスト増加が懸念材料 小麦価格に円安影響も 麺類市場は、数量ベースでの増加に向けた取り組みが行われている。2020年に新型コロナウイルス感染症が拡大してから、乾麺、即席麺、生(チルド)麺、冷凍麺など麺類市場はそれぞれの価値が見直され、家庭用をメー…続きを読む
2023年度(1~12月)の乾麺の生産量(原材料小麦粉使用)は、17万9876t(乾麺類12万6314t、手延べそうめん類5万3562t)、前年比1.6%減(乾麺類が前年比0.3%減、手延べそうめん類が同4.4%減)となり、これにそば粉使用量の1万2…続きを読む