民間のコメ不足が鮮明となった。農林水産省は2月28日、1月末現在のコメの民間在庫数量を230万tと発表。同時期として近年で最も低水準だ。内訳は、集荷業者(年間扱い量500t以上)で前年より48万t少ない180万tにとどまる一方、卸売業者(同4000t…続きを読む
日本穀物検定協会は2月28日、「24年産米食味ランキング」を公表した。最高ランクの「特A」が39産地品種にとどまり、40を割り込んだのは13年以来11年ぶり。記録的な猛暑と小雨に見舞われた前23年産米との比較しても4ポイント減少し、夏場の猛暑や豪雨な…続きを読む
大塚食品は、米粒状加工食品「マンナンヒカリ」ブランドからパック飯の「マンナンごはん もち麦・玄米入り(150g)」を3月3日に発売する。希望小売価格は270円(税込み)。 食物繊維製品市場が成長する中、日本人の食物繊維摂取量は成人男女とも目標量に対…続きを読む
サトウ食品は、25年6月出荷分からパックごはん全商品の価格を改定する。17日に発表したもので、同社は昨年12月にも価格を改定。今回、原料米がさらに急騰していることからコスト吸収が困難になり、やむを得ず価格改定に踏み切った。 対象となるのは「新潟県産…続きを読む
木徳神糧の24年12月期は売上高で前年比3.6%増の1189億9800万円、営業利益同15.3%増の23億7700万円、経常利益同15.4%増の24億8500万円、親会社株主に帰属する当期純利益同16.6%増の17億2300万円を計上し、増収増益とな…続きを読む
「コメが当たり前に食べられる未来が揺らいでいる」と某有力コメ卸社長の新年のあいさつ▼昨年8月に売場からコメが消え、新米が出回り、品薄状態は解消されたものの価格が大幅に高騰している。要因について「集荷業者の分散化により、あるべきはずのコメが消えた」と一…続きを読む
農林水産省は14日、政府備蓄米21万tを放出すると発表した。江藤拓農相は同日会見で「主食であるコメが、投機の対象だと一部で言われている。健全ではない」と流通の停滞や価格高騰の背景に触れたうえで、放出のタイミングが遅れたとの批判は「甘んじて受け止める」…続きを読む
テーブルマークは4月1日納品分から、パックご飯22品の希望小売価格を約11~36%引き上げる。 1月納品分から約9~18%引き上げたが、その後も原料米価格の高騰が継続しているため、今年2度目の価格改定となる。(山本大介)
農林水産省は14日、政府備蓄米21万tを放出すると発表した。江藤拓農相は同日会見で「主食であるコメが、投機の対象だと一部で言われている。健全ではない」と流通の停滞や価格高騰の背景に触れたうえで、放出のタイミングが遅れたとの批判は「甘んじて受け止める」…続きを読む
京都を拠点にコメの卸売から小売、外食店まで手掛ける八代目儀兵衛は1月29日、東京都千代田区の東京交通会館で「お米番付第11回記念大会表彰式」を開催。会場には予選を通過した生産者が集い、最終審査員のミシュラン星付き料理人も参加し、互いに親交を深めながら…続きを読む