端境期に売場からコメが消え、令和のコメ騒動が始まった昨年、新米の本格的な出回りに伴い棚に商品が並ぶようになったが、価格の大幅上昇という異常事態は続いている。生産者の高齢化や担い手不足、頻発する異常気象で、今後も同様の状況が起こることは不可避で、長年続…続きを読む
●医食同源米コンソーシアムが広がり 100%国内自給できるコメ。東洋ライスは、コメで人々の健康を増進させ、医療費増大や耕作放棄地の増加などわが国が抱える諸問題をオールジャパンで解決し、持続可能な社会の実現を目指している。そこで発起人となり「医食同源…続きを読む
●「スマートライスセンター」 DX支援システム訴求 日本のコメを取り巻く状況は年々厳しさを増している。特に、生産者の高齢化や就農人口の減少が加速していることから、その担い手となっている生産法人に農地が集約されており、少ない人数で多くのほ場を栽培管理…続きを読む
米粉への関心が高まる中、米粉製粉機器を展開する西村機械製作所は、ビジネス参入を検討する企業や個人に向けた情報提供活動を強化している。 昨年10月、本社で開催した第3回こめこ祭りでは、同社の気流式微粉砕機「スーパーパウダーミル」と卓上型の「フェアリー…続きを読む
◇中部有力メーカートップインタビュー 当社前期(24年5月期)は受注増に対応するために産地側工場との協力関係強化と昨年春ごろからの米価高騰に伴う価格改定により、売上高が50億円の大台を突破した。今期ここまでは計画通りに堅調に推移。商品では物価高の中…続きを読む
長引くコメの高騰と流通の停滞を受け、農林水産省は24日、政府備蓄米の放出に向けた準備に入っていることを明らかにした。実施されれば熊本地震発生時の16年以来となる。凶作が原因でなく、流通の停滞を解消する目的で放出するため、食糧法に基づく基本指針など運用…続きを読む
過剰から不足へと急速に変化する日本のコメ。端境期の昨年8月、売場からコメが消え、新米が出て解消したものの年明けも価格高騰が続き、令和のコメ騒動に終止符は打てない。これが順調に拡大中の日本米海外輸出や米粉などの原料米にも影響するのは必至で、コメ余り対策…続きを読む
米価上昇がヒートアップしている。農林水産省によると24年12月の相対取引価格は、60kg当たり全銘柄平均で2万4665円となり、前年同月比60%(9257円)、前月比3%(704円)上昇。出来秋から同月までの24年産米平均価格は、2万3715円に上り…続きを読む
◇全国餅工業協同組合・佐藤元理事長 昨年は、元日の能登半島地震をはじめ全国各地での大雨などによる被害が多く発生し、さらには南海トラフ地震臨時情報の発表と自然災害に翻弄された一年となりました。被災された皆さまには心からお見舞い申しあげますとともに、一…続きを読む
●もちの振る舞いなど行う マルシン食品は24年12月30日、新潟市南区の白根第2工場と新潟市アグリパークで「福ふく歳末大感謝祭」を開催した。地域の人たちに日頃の感謝の気持ちを込めて開催する恒例イベントで、もちつきやもちの振る舞いなどを行う。前日まで…続きを読む