石川県内で宅配事業やSMの店舗事業など、幅広い領域で事業を展開する生活協同組合コープいしかわは、能登半島地震の発災直後から県民の暮らしに寄り添い、きめ細かな被災地支援を続けている。支援を続ける中でも堅調に事業を進めている同組合の近況を大谷学理事長に聞…続きを読む
人口減少による市場規模の縮小が続いている北陸地方。地場のSMやドラッグストアなどは北陸エリアでの事業展開を固めつつも域外への出店を積極的に進めることで、事業を拡大している。 富山県射水市のアルビスは3月、東海エリアで4店舗目となるアルビス北方店(岐…続きを読む
◇アンビズ・安用寺玲生代表 ●自然食品「五穀の君」を製造 自然食品「五穀の君」を手掛けるアンビズは、石川県珠洲市出身の安用寺玲生代表が23年10月に設立した若い会社だ。安用寺代表は小学5年のころに金沢市に引っ越して以来、中学・高校は金沢、大学は京…続きを読む
◇谷川醸造・谷川貴昭代表取締役 ●主力商品、委託し出荷再開 醤油、味噌の製造を手掛ける谷川醸造は、能登半島地震によって本醸造の醤油を製造していた木造の蔵が梁ごと倒壊し、設備や木桶が下敷きになるなどの甚大な被害を受けた。全壊した建屋は1年以上そのま…続きを読む
◇日本醗酵化成・藤野浩史社長 ●被害逃れた原酒生かし再建 石川県唯一の本格焼酎専業メーカーとして知られる日本醗酵化成は、美しい自然が残る奥能登の豊かな水と良質な国産大麦、白麹といった厳選素材を使い、雪国ならではの能登杜氏仕込みの製法で焼酎造りを行…続きを読む
◇Ante・濱田和也代表取締役 ●伝統守り付加価値高める 500年以上続く伝統的な揚浜式塩田で塩づくりを手掛ける石川県加賀市のAnte(アンテ)は高品質な塩の製造をはじめ、塩を用いた加工商品の開発など、塩を中心とした幅広い事業を展開している。 …続きを読む
2024年1月に発生した能登半島地震と同年9月に発生した奥能登豪雨。二度にわたる大災害で甚大な被害が出た能登地域。復興を目指すこの地で地域の食文化を守る企業や新たに地域を盛り上げようと走り始めた企業を現地で取材した。(中部支社編集部)
◆能登の食品業界と復興を考える ◇石川県食品協会・杉野哲也代表理事会長(スギヨ代表取締役社長) 2024年1月に発生した能登半島地震、同年9月に発生した奥能登豪雨によって甚大な被害を受けた能登地域。石川県内の食品関連企業で構成される石川県食品協会…続きを読む
2024年元日に発生した能登半島地震から1年8ヵ月以上が経過し、状況も刻々と変化している。石川県内の自治体が開設し、被災した人を受け入れてきた指定避難所が4月に閉鎖。仮設住宅の建設や自宅の再建が進んだためだ。発災後しばらくは奥能登地域などで断水が続い…続きを読む
永谷園はカップ入りフリーズドライ(FD)惣菜ご飯の「めし粥(がゆ)」を9月から発売し、計画以上の出荷で好スタートを切った。唐揚げなどさまざまな惣菜をおかゆに載せ、カップ完結の主食になる、組み合わせの妙を楽しんでもらう。WebCMなどでプロモーションを…続きを読む