味の素はアミノサイエンスで地球の幸福に貢献する志を掲げ、未来指標から戦略、課題を追求する中期ASV経営を進めている。独自事業で革新して指標を高く設定。エベレスト登頂に例えながらも今期、大幅な増収増益で推移し、着実に歩を進めた。コスト高には打ち手を尽く…続きを読む
伊藤ハム米久ホールディングス(宮下功社長)は、2035年に目指す姿を定め、実現に向けた「長期経営戦略2035」と「中期経営計画2026」を発表。加工食品事業では、商品ブランドの強化、冷凍・常温商品の継続投入、食肉事業では、IHミートパッカー十和田ビー…続きを読む
今期から中期経営計画2026をスタートした日本ハムは、ビジネスモデル変革に向けて「構造改革」(既存の価値強化)、「成長戦略」(新たな価値の創造)、「風土改革」(挑戦する組織)の取り組みを推進。JA全農との事業連携「共創プロジェクト」に取り組むほか、海…続きを読む
日清食品ホールディングス(安藤宏基社長・CEO)は近年、海外事業、国内非即席麺事業の飛躍による安定性と成長性を兼ね備えた事業ポートフォリオの構築が順調に進む。その中で、2030年に向け「売上収益1兆円、コア営業利益1000億円、時価総額2兆円」を目標…続きを読む
●複雑化する既存システム、維持・管理困難に 既存の情報システムが複雑化・ブラックボックス化して維持・管理が困難となり運用できなくなる「2025年の崖」も問題視されている。 24年4月に江崎グリコがシステム障害により「プッチンプリン」などが出荷停止…続きを読む
昨年からスタートした健康日本21(第三次)では、適切な量と質の食事を摂取することが重要との観点から、「バランスの良い食事を摂っている者の増加」「野菜摂取量の増加」「果物摂取量の改善」「食塩摂取量の減少」などについて目標を設定している。このうち「バラン…続きを読む
「年収の壁」は、税金・社会保障・配偶者手当と複数の制度に関わる問題で、昨年の衆議院選挙を契機に政治の中心課題に浮上した。中でも所得税における「103万円の壁」が、引き上げ対象として議論の俎上(そじょう)に上がっている。 SMの業界団体である日本スー…続きを読む
25年も人手不足の深刻化は食品業界全体にとって大きな問題だ。小売や外食にとって年収の壁問題は働き控えを解消する上で解決が急務だ。「2025年の崖」といわれる、ブラックボックス化した既存の情報システムの維持・管理が困難になり、デジタル化に支障をきたす問…続きを読む
大阪・関西万博がいよいよ開幕する。4月13日からの6ヵ月間、大阪市此花区の人工島“夢洲”に161ヵ国・地域と9国際機関(24年12月16日現在)、企業やNGO・NPO、市民団体らが集い、「いのち輝く未来」を創造する。開期184日間の想定来場者は約28…続きを読む
●持続性注目される起点に 2025年1月17日、神戸市を中心とした阪神地域に甚大な被害をもたらした阪神・淡路大震災から丸30年を迎える。震災直後から進められてきた行政による復興事業は24年10月末、最後に残っていた神戸市・新長田駅南地区の完了で、3…続きを読む