●新工場に主力製造集約 ピックルスコーポレーションは白菜が旬を迎える冬に向け、キムチと浅漬けの販売を強化する。12月から稼働する茨城新工場(茨城県八千代町)には、主力の「ご飯がススムキムチ」製造ラインを集約し、既存工場の製造キャパシティーに余裕がで…続きを読む
130周年を迎えた新進は、9月から「トリュフ香るメンマ」を発売した。香りと歯応えを楽しめる味付けメンマで、8月に開催した「新商品グランプリ2024秋冬」で冷蔵食品部門3位を受賞した。そのまま食べるだけでなく、炒め物やラーメンに液ごと加えて調理できる汎…続きを読む
●キムチ 価格転嫁は進行中 漬物市場で最大カテゴリーのキムチはランキング100位のほとんどを白菜キムチが占めている。20位圏内のアイテムでは全国展開している東海漬物、ピックルスコーポレーション、備後漬物、美山などのNB商品が並ぶ中、シジシージャパン…続きを読む
全国1000店舗超の食品スーパーが参画するKSP-POS(KSP-SP社運営)の金額実績を基に、漬物カテゴリーの単品売上高ランキング(全国・カテゴリー別)を取りまとめた。集計対象期間は23年7月~24年9月まで(カテゴリー別では24年1~9月)。当該…続きを読む
新潟県漬物工業協同組合は、漬物の新しい可能性を探り、昨秋から「フリーズドライ漬物」の開発に取り組んでいる。10月30、31日に全国の中小企業組合が集結する「組合まつりinTOKYO」が東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催した。同組合は今回初めて…続きを読む
現在、ガリや紅ショウガをはじめとするショウガ漬けの多くがタイ・中国産の輸入原料を用いている。23年はエルニーニョ現象の影響による干ばつでタイ産が不作、中国産も内需の生鮮ショウガの高騰に為替の影響が重なり、塩蔵ショウガはタイ・中国産ともに14年の過去最…続きを読む
気候変動による品質低下や収量減少が梅の生産現場で大きな課題となっている。高温、豪雨、台風、降雹(ひょう)などは人為的に操作できないため、被害を抑える対策を立てられても全面的に影響を回避することはできない。日本最大の梅産地である和歌山県では、梅そのもの…続きを読む
漬物市場は価格の適正化と、選ばれるための価値訴求に取り組んでいる。新米が出回り端境期のコメ不足が回復しつつある現在、コメの値上げが話題だ。高止まりによるコメ食離れの加速が予想でき、同時に「コメと合う」漬物の消費減も懸念される。厚生労働省の毎月勤労統計…続きを読む
国内最大のエノキ茸産地、長野県中野市でなめ茸やはるさめなどを手掛ける信濃産業。「昨年は11月中旬からエノキ不足が起きたが、今年は温暖で鍋物関連の動きがまだ鈍く、何とか間に合っている状況」(同社)だ。「ただ、エノキの生産環境は改善しておらず、鍋需要が本…続きを読む
ナガノトマトは、プラスチック製ボトル容器「なめ茸ボトル入り」のシェアアップを目指す。 ボトルタイプの上期売れ行きは、前年と比べて210gタイプが横ばいで270gタイプが微減。コラボ商品「岩下の新生姜入りなめ茸」が好調なことから、「新しいコラボも検討…続きを読む