◇熊谷賢一家庭用食品部長、金澤建支業務用食品部長 ニッスイの25年3月期第2四半期は、単体の家庭用調理冷凍食品は「大きな大きな焼きおにぎり」などがけん引し前年比1.6%増の207億円。業務用調理冷凍食品は価格改定効果に加え、外食・給食の回復、量販惣…続きを読む
◇金谷信一郎加工食品ユニット市販用冷凍食品事業部長、谷内勉食材流通ユニット業務用流通事業部長 ●家庭用 「新中華街」販促展開 マルハニチロは単体の冷凍食品売上高を非公表としているが、25年3月期第2四半期の加工食品ユニットは前年比15.8%増の8…続きを読む
◇清川吾朗家庭用事業部長、滝英明業務用事業部長 ニチレイフーズの25年3月期上期業績は、家庭用調理品がプロモーション効果や前期卵不足からの反動増もあり米飯類とスナック類が伸長、パーソナルユース商品も好調で数量が大幅に増加し、前年比9%増の455億円…続きを読む
レイテックが輸入販売する冷凍ショーケースは、オーストリアのAHT製品、ドイツのリープヘル製品ともに前年比2桁増で推移している。冷食売場の拡大需要は引き続き旺盛で、1店舗当たりの導入台数が増加傾向のほか、雑貨などの専門店が新たに冷食カテゴリーを取り扱う…続きを読む
糖質30g、塩分2.5g以下のヘルシーな冷凍弁当をサブスク型で自宅に届けるナッシュが好調だ。18年5月開始のナッシュ事業は「自炊以外はすべて競合」とし、商品企画開発から月間最大720万食の自社工場製造、自社開発システムでのカスタマーサクセスも持つ、一…続きを読む
冷凍食品業界の上期(4~9月)は、家庭用が金額ベースで6%前後、物量ベースで1~2%の前年超え、業務用も物量ベースで前年を超えたようだ。国内生産金額が3年間連続で過去最高と成長が続き、間口が広がっている。家庭用ではコロナ禍を経て品質の高さや時短・簡便…続きを読む
◇専業卸有力トップインタビュー 愛知県東海市のダイニチ食品の主力商品「新鮮生一本糖しぼり大根」の販路が東海地方にとどまらず、首都圏や関西などの地方の量販店にまで拡大し、国産回帰が進む中、今後に期待がかかる。今期(25年3月期)からSNSでの情報発信…続きを読む
◇専業卸有力トップインタビュー 「不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず」。泉州水ナス漬けをはじめとした漬物の製造および卸売を手掛ける堺共同漬物は、今期の経営方針を「不易流行」のひと言で表す。伝統産業である漬物業界の発展には「守…続きを読む
段階的に値上げを実施するも、全面的な価格適正化はいまだ道半ばの漬物市場。コメ食離れによる消費減が長年の課題だが、現在はコメ価格の高止まりが話題となり、今後も消費減退の加速が懸念される。気候変動や世界情勢の影響による原料不足・高騰などの課題も浮き彫りと…続きを読む
◇専業卸有力トップインタビュー 在京有力専業卸の東京中央漬物は節約志向の消費者に漬物が選ばれるための方法や価値を模索している。9月には「物価高に負けず新たな商品価値の発見~和食回帰で漬物摂取~」をテーマに都内で自社展示会を開催。恒例の自社コーナーと…続きを読む