鮮度保持剤の専業メーカーであるドレンシーは、6月から本格施行されている食品用器具・容器包装のポジティブリスト制度に対応可能で、フッ素系化合物(PFAS)を使用しないアルコール揮散剤「キーピットKP」を上市した。 同品は、適切なアルコール揮散速度を維…続きを読む
日本食糧新聞社主催の食品ニューテクノロジー研究会は5月22日に東京・入船の食情報館で定例セミナーを開催。「食品の賞味期限延長に向けた最新技術と実践的アプローチ」をテーマに、東京海洋大学学術研究院食品生産科学部門の松本隆志教授が座長を務め、Webライブ…続きを読む
●「賞味期限の延長に必要な微生物制御の基礎知識」東京海洋大学 学術研究院食品生産科学部門・高橋肇教授 食品に細菌や酵母、カビが存在しなければ、たいていの場合、腐敗を引き起こすことはない。これら微生物による腐敗を防止するには、混入させないようにするか…続きを読む
●「食品の賞味期限延長を目指した応用研究の紹介」東京海洋大学学術研究院食品生産科学部門・中村綾花助教 食品の賞味期限を延長させるためには、食品中で微生物が増殖しにくい環境をつくることが重要である。その方法として、食品添加物の使用が最も一般的であるが…続きを読む
東京都漬物事業協同組合(東漬協)は6月24日、東京都中小企業会館(東京都中央区)で「食品衛生講習会並びに教育情報に関する講習会」を開催した。漬物業界関係者ら30人が出席し、食中毒予防や近年の食品衛生事情などについて講習を受けた。 関口悟理事長は冒頭…続きを読む
●消毒剤の有効性評価など簡便に プロテックスは、人工的に調製したノロウイルス(以下NoV)粒子とELISA法を組み合わせた「NoV粒子測定キット」を開発した。 同キットは、高濃度(10の11乗個/ml)の人工NoV粒子を「模擬試料」として使用する…続きを読む
◎今回のポイント 食品表示の義務表示項目には、一括表示の最初に「名称」などの表記が定められている。名称は「商品名」とは異なり、「その内容を示す一般的な名称」を書くことが原則だが、食品の分類によっては、独自のルールが定められている。現在、分かりやすい…続きを読む
2024年から25年の労働安全衛生関係法令の改正により、主に労働者の健康管理が強化された。改正法令の遵守による職場環境の改善が期待されており、各企業は対策の徹底が求められる。そこで改めて「労働安全衛生法」の目的と定義、近年の法令改正のポイントを紹介し…続きを読む
厚生労働省では、外国人労働者を雇用する事業者を対象に「外国人労働者の安全衛生管理」に関する情報をホームページ上で公開している。これまで、事業者向けに外国人労働者安全衛生管理の手引きや多言語対応(英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語)の教育マニュアル…続きを読む
今回は、施設・設備に対する要求の考え方と、要求事項がある認証について解説する。 ●施設・設備要求がある認証 HACCPを構築する土台は一般衛生管理で、基本的には食品安全の認証に施設・設備の要求はない。ただ、例えば壁や出入り口が壊れていて虫やネズミ…続きを読む