●業務用9億食に回復 家庭用はうどん堅調 日本冷凍めん協会が毎年実施している冷凍麺年間生産食数調査の結果レポートがこのほど公表された。同協会によると24年(1~12月)の総生産食数は、20億5300万食(前年比1.4%増)と前年を上回るとともに、2…続きを読む
●マーケット拡大目指す 東洋水産の前期(24年3月期)の冷凍麺販売状況は、前年を超えて着地した。家庭用は既存で展開している冷凍焼そば「屋台一番」シリーズが順調に推移した。業務用もコロナ禍で苦戦していた、主力の産業給食および外食産業が回復し、需要が高…続きを読む
●冷凍麺は素材麺の拡大を シマダヤの24年度(25年3月)のチルド麺・冷凍麺の販売状況は、家庭用冷凍麺、業務用が前年並みで推移し、家庭用チルド麺が好調に推移した。家庭用チルド麺の増加は、主力の「流水麺」シリーズと和風麺がけん引役となった。25年春夏…続きを読む
●独自プロモーションも実施 日本アクセスの24年4月~25年2月の家庭用冷凍食品カテゴリーは前年比7%増と拡大している。そのうち、冷凍麺カテゴリーは同9%増と、冷凍食品全体の成長に寄与した。冷凍麺の中でも、パスタと中華麺が2桁増で伸びており、けん引…続きを読む
●第3工場は順調に稼働中 三輪そうめん小西は昨年の12月、「奈良こども食堂ネットワーク」に協力し、賞味期限が近くなったそうめん、うどん、そばなどの商品を合計約1000食分提供した。「廃棄するのではなく、誰かの役に立つため活用したい」との思いで企画に…続きを読む
●業務用商材へ注力 マル勝高田商店では増産体制の構築が進んでいる。この数年、増産のためさまざまな取り組みを行い、全体で従来比約1.3倍の生産能力となった。さらに、数年以内に次の新工場の稼働を計画し、大幅な増産を目指す。背景には、手延べそうめんの生産…続きを読む
●地元の消費拡大も注力 五色そうめんの「五色そうめん」は、愛媛県松山市で昔から親しまれている名産品だ。同社は、江戸時代の寛永12(1635)年創業と今年で390年の歴史を持ち、「五色そうめん」は、江戸幕府や朝廷への献上品としても重宝された。 同社…続きを読む
●茶そばは外国人から注目 マルツネは1920年の創業から一貫し、播州麺の総合メーカーとして高品質でリーズナブルな商品を消費者に提供してきた。直近では、そばを中心とした色物が好調。2年前に発売を開始した「龍神の糸 そうめん 600g」「龍神の糸 うど…続きを読む
「日本三大そば」の一つ、「戸隠そば」。その当地、長野市戸隠で製粉から製麺まで一貫生産を行っている、おびなた。「八割」を中心に、そば粉高配合製品が堅調だ。「製粉から手掛けているため、高配合系の販売拡大によるメリットは大きい」(大日方健治専務)ことから、…続きを読む
●新商品は今秋発売へ 自然芋そばの25年2月期は、主力の「自慢ののどごし」はじめ「へぎそば」のつなぎとして欠かせないフノリの不足が深刻で、思うように販路拡大を進められなかった。26年2月期は、3月にフノリ不足やコスト上昇を受け内容量変更を実施し、出…続きを読む