凍結乾燥食品市場の近年は、家庭用のフリーズドライ(FD)成形食品を中心に市場を大きく伸長してきた。日本凍結乾燥食品工業会による23年度生産量調査によると、FD成形食品生産食数は前年比6.1%減の6億3099万食に減少し […]
詳細 >九州エリアでは、即席麺向けが昨年の実績は前年並みで推移した。即席麺も売場では消費者の節約志向もあるため、価格改定浸透に苦労する場面もある。原料で手に入りにくいものが昨年あたりから複数種類出てきた。特にチンゲンサイは生産農家の高齢化で生産量が減っている…続きを読む
●日本凍結乾燥食品工業会新規加入社 浦幌フリーズドライは北海道の十勝郡浦幌町に立地し、1981年に設立した。以降、北海道の食材を中心にFD製品に加工している。今年度からは日本凍結乾燥食品工業会の会員となり、FD業界で一層の活躍を目指す。 同社は創…続きを読む
コスモス食品のFD事業はこの1年間で味噌汁、多食タイプのアソート製品が前年比20%増、「生姜スープ」「オニオンスープ」「オーガニックポタージュ」などのスープ類が同50%増と全体として大きく伸長している。 コロナ禍からの回復による人的移動の活発化によ…続きを読む
宝幸のFD事業はこの1年間で前年比約50%増と大きく伸長した。これは新規採用企業の増加、大容量タイプが好調に推移したことに加え、新製品「オニオンスープ10食入り」が売上げに寄与した。 「オニオンスープ10食入り」は玉ネギ本来のうまみや風味をFD製法…続きを読む
ハチ食品がFD市場に新規参入した。三菱商事ライフサイエンスからMCエフディフーズの全株式を取得し、ハチ食品ブランドでFD製品の製造・販売を4月から開始。NBの「一杯の贅沢」シリーズでは「魚介の旨み溢れる海鮮チゲスープ」を9月2日に発売し、11月からは…続きを読む
永谷園は粉末のFD味噌汁を2桁成長させている。発売50年を超えるロングセラーだが、売場で視認性の高い8袋入り箱で展開して、需要喚起に成功した。増量セールやサンプリングなどで試売を誘い、FDならではの豊かな味わい、湯解けの良い1食1袋の使い勝手が浸透し…続きを読む
スープやデザート系、惣菜アイテムなど多彩な家庭用商品を展開するアスザックフーズ。今秋冬期は、3月にスタートしたスープの新シリーズ「野菜とたんぱく」から9月、「ミネストローネ」の個食タイプ(19.4g、オープン価格)を発売した。 同社の管理栄養士が企…続きを読む
アサヒグループ食品の昨年度のフリーズドライ(FD)家庭用製品売上高は前年比6%減の約157億円となった。昨年度は10食入りの多食形態が好調に推移したが、価格改定や一部製品の休売の影響があった。今年の1~8月は多食形態が引き続き好調で、前年並みに回復し…続きを読む
7月11日、フリーズドライ(FD)メーカー8社が出席の下、2024年度の日本凍結乾燥食品工業会(FD工業会)の通常総会が開催されました。今年で発足から51年を迎えることができましたことは、食品ユーザー各社さま・小売業界の皆さまによるご支援とご愛顧のた…続きを読む