食料安全保障がキーワードとなる中、国は唯一自給可能な穀物であるコメを原料とした米粉の市場拡大を目指し、原料米生産から製粉、加工品製造、販売までの支援を強化。国内需要も徐々に拡大し22年の米粉用需要量は4万5000tに達した。これを支える製粉機メーカー…続きを読む
●ナッツ類から開拓 サタケは、光選別機「ベルトゥーザ・スペクトラ」が昨年6月に開催された日本食品機械工業会が主催する展示会「FOOMA JAPAN 2023」においてFOOMAアワード最優秀賞を受賞したことを受け、国内外への営業を強化している。同機…続きを読む
●オールジャパンで推進 東洋ライスは、コメが本来持つポテンシャルを追求し、独自精米技術を生かした健康米の開発・普及に尽力するとともに、コメの健康有用性に関する情報発信を強化している。こうした企業活動の一環として昨年11月、同社が発起人となり、「医食…続きを読む
2023年の世相を反映する一皿は「ご馳走おにぎり」。2位の「米粉グルメ」と併せコメが話題の一年となった。日本米の海外輸出量も順調に増加し、10月末までで、前年比31%増と伸長した。要因は、円安の追い風に加え、メーンユーザーの外食産業が、コロナ禍のロッ…続きを読む
●国際と整合視野表示制度見直し 消費者庁は昨年「食品表示懇談会」を設置し、国際標準(コーデックス規格)との整合化を視野に入れた食品表示制度の在り方の見直しに着手。現状の食品表示制度は日本独自の部分もあり、消費者からは「制度や内容がわかりにくい」「諸…続きを読む
◆リスコミ推進の大きな転換点に 消費者庁の「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」(2022年3月発行、以下「不使用ガイド」)の本格適用が今年4月に迫っている。 食品表示基準第9条では、消費者の優良誤認や有利誤認を招く表示などを禁止しており、不使…続きを読む
◇「第26回日食優秀食品機械・資材・素材賞」素材部門受賞製品 胚乳部に食物繊維を豊富に含む「高食物繊維小麦」を原料に100%使用した小麦粉。2020年9月から研究・開発に取り組み、2年以上の歳月をかけて誕生した。小麦粉100g中に、約17gの食物繊…続きを読む
◇「第26回日食優秀食品機械・資材・素材賞」素材部門受賞製品 うまみ成分を既存商品に比べて倍増し、塩分濃度を25%減らした醤油。濃口醤油を脱塩、濃縮することで、加工食品に対して少量の使用で強い醤油のうまみや熟成感、ロースト感を付与できる。油と均一に…続きを読む
◇「第26回日食優秀食品機械・資材・素材賞」資材部門受賞製品 輸送・流通時に求められるシール強度の基準を維持しながら、電子レンジで加熱調理できる「自動蒸通機能」を付加した。加熱時にパッケージ内に充満する水蒸気を、蒸気口から自動で逃がして破裂を防ぐ。…続きを読む
◇「第26回日食優秀食品機械・資材・素材賞」機械部門受賞製品 ワタナベフーマックのカッターによる「原料加工」と、イシダのX線検査装置による「異物検査」を1台で実現する機械。鶏肉を指定した重量範囲内でカットする際に使用される。X線検査装置の推定質量機…続きを読む