Hard&Soft新春特集2024

Hard&Soft新春特集:食品添加物=添加物不使用ガイドライン適用開始

総合 2024.01.24 12707号 14面
表1 食品添加物の不使用表示(10の類型)

表1 食品添加物の不使用表示(10の類型)

表2 添加物不使用の任意表示に関するSFSSの見解(2022年4月6日)

表2 添加物不使用の任意表示に関するSFSSの見解(2022年4月6日)

「量」を考慮しリスクの大小の客観的判断が必要

「量」を考慮しリスクの大小の客観的判断が必要

リスクの認知にはバイアスがかかる場合がある

リスクの認知にはバイアスがかかる場合がある

◆リスコミ推進の大きな転換点に

消費者庁の「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」(2022年3月発行、以下「不使用ガイド」)の本格適用が今年4月に迫っている。

食品表示基準第9条では、消費者の優良誤認や有利誤認を招く表示などを禁止しており、不使用ガイドでは9条違反の可能性がある10の類型を示している=表1。実際に9条違反に該当するかはケース・バイ・ケースの判断となるが、添加物の場合は「国や国際機関が安全性評価を行ったものだけが使用できるので、そもそも『無添加/不使

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • Hard&Soft新春特集2024

    Hard&Soft新春特集2024

    機械・資材・IT

     新型コロナウイルス感染症の感染法上の扱いが2023年5月に5類に移行し、これまで来日を制限されていた外国人観光客の訪日とそれに伴うインバウンド需要の急拡大で「いよいよコロナも収束」という環境下、経済産業省によれば「国内 […]

    詳細 >