昨年7月、世界平均気温が観測史上最高記録を更新した。国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、この危機的状況を「地球沸騰化」と呼び警鐘を鳴らした。日本も統計開始以降最も暑い夏だった。日本気象協会が推進する熱中症で亡くなる人をゼロにすることを目指す「熱中…続きを読む
コンビは殺菌乳酸菌素材「EC-12」に関する新知見として、断食・絶食後に発生する小腸の絨毛委縮の回復に寄与する効果があることを明らかにした。 同品は、通常の食事と比較して少量で効果が得られることから、絶食期間中に飲む飲料や絶食後の回復食に配合しても…続きを読む
ポーラは、女性リズムの転換期に不足しがちなカルシウムなどの補給ができる「アクティベストコアWカルシウム&プロテオグリカン」(=写真、120粒・税抜き6000円、120粒×3袋・同1万6000円)を9月1日に発売する。 閉経後に女性ホルモンが減少する…続きを読む
ポーラは19日、骨芽細胞が産生するオステオカルシンを増やす効果のある植物由来混合エキスを発見した、と発表した。このエキスは骨強化作用があることが考えられ、同社の製品に応用していく。 オステオカルシンは骨芽細胞が産生するタンパク質。骨形成の指標とされ…続きを読む
◇SOMPOヘルスサポート・桜又彩子シニアゼネラルコンサルタント ●食品企業、他業種のお手本に 近年、企業の健康経営が重視されるようになってきた。また、女性活躍が推進される中、女性特有の健康課題がクローズアップされてきており、特にプレゼンティーイ…続きを読む
●問われる持続可能な社会保障の在り方 団塊世代すべてが後期高齢者となる2025年が目前に迫っている。持続可能な社会保障の在り方が問われる中、「食」はどのような役割を果たすことができるだろうか。ヘルスケアフード市場をけん引する関西企業の動向からひも解…続きを読む
明治は7日、同社が保有する独自の乳酸菌「ラクチプランチバチルス プランタラム OLL2712株」(OLL2712株)の長期摂取が血糖コントロールを改善し、2型糖尿病の発症リスクを低減できる可能性があると発表した。東京大学・関西医科大学との2件のヒト対…続きを読む
雪印メグミルクは5月30日、日常的な牛乳・乳製品の摂取が骨代謝や骨強度と相関関係にあるとの研究成果を発表した。同社が弘前大学と進める共同研究講座で、弘前市岩木地区の住民を対象にした研究で示唆された。同研究成果は、骨研究に関する国際学術雑誌「Bone …続きを読む
消費者庁は5月31日、小林製薬の紅麹問題に関連し、機能性表示食品と同様に自由な表示を可能とする特定保健用食品(トクホ)にも、サプリメントに限り最終製品の生産工場にGMP(適正製造規範)の順守を義務付ける方針を示した。GMPの要件や両製品に共通のものと…続きを読む
日本酒「獺祭」を製造・販売する旭酒造とユーグレナは、「獺祭焼酎」をつくる工程で廃棄される焼酎かすと「ユーグレナ米麹(ミドリ麹)」を掛け合わせたサプリメント「bio Days 獺祭」=写真=を共同開発し、23日から販売を開始した。両社の連携は今回が初め…続きを読む