家庭用のチューブタイプを中心とする加工わさび市場は、コロナ禍の家庭内食化傾向で伸長したものの、その後は若年層のわさび離れなどで、ここ数年は伸び悩んできた。しかし、昨年度1年間を振り返ると金額ベースで市場は約5%の伸長となった。この理由としては各メーカ…続きを読む
【中国】オタフクソースは、訪日外国人旅行者の土産用商品「VEGANお好みソース」と「土産用お好み焼材料セット」を3月3日から数量限定で発売し、好評を得ている。 2024年に日本を訪れた外国人は年間で3600万人を超え、今年の3月までには過去最高で累…続きを読む
●地元の消費拡大も注力 五色そうめんの「五色そうめん」は、愛媛県松山市で昔から親しまれている名産品だ。同社は、江戸時代の寛永12(1635)年創業と今年で390年の歴史を持ち、「五色そうめん」は、江戸幕府や朝廷への献上品としても重宝された。 同社…続きを読む
●カラフルそうめんが重宝 イトメンは3月に新商品「時そば」を上市した。「二八そば」の姉妹品となっており、エリア限定で提案していく。1袋3人前で、自家製の麺つゆも付属。そばはのど越しの良さと強いコシが備わっており、つゆは龍野淡口醤油で仕上げ甘めの味つ…続きを読む
小売業の競争が激化する中、商圏内で一定の顧客を囲い込んでいる店舗がある。それらの店舗は必ずしも価格競争に挑むのではなく、他にはないユニークな特色を持っていたり、商圏のニーズに迅速に応える売場作りなどで支持を得ている。今回は、中部地区のSM3店舗を取り…続きを読む
全日本漬物協同組合連合会(全漬連)は、漬物の日本一を決める「漬物グランプリ2025」を4月17~19日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催した。19日に最終審査を経て各賞の発表と表彰式が行われ、法人の部でグランプリを受賞した新進の「Long Sh…続きを読む
【北海道】西山製麺は12~14日、本社工場(札幌市)新社屋で「第15回展示会」=写真=を開催した。繁盛店につながるヒントをつかんでもらおうと毎年行っているもので、業務店をはじめ量販店バイヤー、行政関係など3日間で約500人が来場した。 今回のテーマ…続きを読む
日本精麦は創業以来、精麦製品、麦茶、ハトムギ製品など、大麦一筋に歩んできた。24年度の麦茶販売は、カナダ産大麦の価格上昇が続き、業務用の売上げが落ち込んだ。同社では国内産麦の比率が高く、原料不足もあって販売の手を広げられないのが現状だ。 同社は22…続きを読む
セブン-イレブン・ジャパン(SEJ)はインバウンド対応に本腰を入れる。訪日客向けの商品開発をテストするほか、売場の販促物やパッケージでの多言語やローマ字表記などに取り組む。次の段階として来日前の訪日客へクーポン発行なども検討している。SNSを起点に訪…続きを読む
雲海酒造は、酒類市場の動向についてハイボールやRTDなどが好調で焼酎消費量が年々減少傾向な中、インバウンド需要や外食需要回復の波にどれだけ乗れるかが重要なポイントだとみる。高価値商材の提案強化により新たな顧客を獲得し、ブランド価値構築にも注力する必要…続きを読む