◇注目の素材メーカー ●新たな基礎調味料を 健康をキーワードに事業展開を進めるアピは、自然が昆布にもたらした成分バランスに焦点を当てた「REAL MIX Kombu-M」を、一般食品市場向け原料として販売している。開発企業のFDJとともに、健康志…続きを読む
◇注目の素材メーカー ●増強・調整・日持ち提案 三栄源エフ・エフ・アイは、減塩とおいしさを両立させるソリューションとして食品添加物や食品素材による塩味の増強や風味バランスの調整、日持ちの向上などを提案する。 減塩により不足する塩味の増強には、香…続きを読む
●販促駆使して認知拡大 シマヤは昨春に上市した新ブランド「優れだし」を、減塩などの健康需要に応える本格志向の顆粒だしとして提案を強化し、各種販促を駆使してさらなる認知拡大を図る。 同ブランドは「人生100年時代、家庭の定番だし」をコンセプトに、素…続きを読む
●海外輸出を念頭に開発 恩地食品は昨秋、「大坂のおうどん 3人前」の発売を開始し、好評を得ている。海外輸出を念頭に開発し、「食塩不使用の健康的な麺」を、「大阪のうどんが持つ400年以上の歴史・食文化」とともに世界市場に発信していく。保存期間は約11…続きを読む
●定番など減塩切り替え 一正蒲鉾は水産練り製品業界で、他社に先駆けて09年から「おいしい減塩」の研究・開発に取り組んできた。現在、減塩展開する商品数は全12品と多彩で、全品が日本高血圧学会(JSH)の認定による「JSH減塩食品リスト」に登録済みだ。…続きを読む
●発酵食品全体で健康を 味噌のトップメーカー、マルコメ。減塩仕様の味噌、即席味噌汁がコモディティー化し、「消費者の健康志向は変わらないものの、減塩か否かではなく商品自体のブランドやプラスアルファの付加価値で購入する形に変化している」とみる。 減塩…続きを読む
●味の満足度を高める ニッスイは長期ビジョン「Good Foods 2030」で、健康領域の商品の売上げを30年までに3倍(21年比)に拡大する目標を掲げる。健康・栄養課題解決の取り組みの柱の一つが減塩商品で、品目は練り製品・フィッシュソーセージ類…続きを読む
●妊婦10万人に商品配布 キッコーマン食品は減塩醤油の妊婦への提案を強めている。母子健康手帳に協賛して全国10万人にサンプリング。ライフステージごとの「レスソル」提案を深めている。今3月期売上げは回復して安定。6月中旬から「いつでも新鮮超減塩しょう…続きを読む
●学校給食ニーズ高まる ヤヨイサンフーズは、学校給食向け減塩対応商品「SC(ソルトケア)」シリーズを20年から展開している。ハンバーグ、ギョウザ、シュウマイで規格違いを含めて27品をラインアップ。23年度は学校給食における減塩商品ニーズに対して、商…続きを読む
●来春弁当用ウインナー 岩手県花巻市の銀河フーズの「減塩&糖質ゼロ」商品は3品。売場では差別化商品として固定客をつかんでいる。さらに支持層を増やしているのがECであり、SNSではメニュー提案でファンを広げている。市場は主に東北、関東だが、このエリア…続きを読む