森永乳業は25年度下期、物価高による節約意識が強まる中、購入への一押しを必要と認識、「クラフト フレッシュモッツァレラ」などでライト層の再獲得へ施策を進める。主力製品でのキャラクターや他社とのコラボなどを実施し、ユーザー間口の拡大に取り組む。チーズを…続きを読む
明治は25年度下期、好調のカマンベール商品群の成長加速を目指す。同社初のアジャイルスタートを切った「カマンブルー」の販売エリアを関東に拡大し、上期から伸長が続く同カテゴリーにブーストをかける。フレッシュモッツァレラでも新たに投入したバジルタイプがスタ…続きを読む
雪印メグミルクは25年度下期、家庭用チーズでブランドマーケティングを強め、購入機会創出へ攻勢をかける。「さけるチーズ」ではこれまでにない大胆なキャンペーンを展開し、カマンベールでは同社製品ならではの特性を生かしたオケージョン提案を進める。長年にわたり…続きを読む
日本マイセラの25年度上期(25年3~8月)は、金額ベースで前年を上回り推移した。積極営業による展開拡大をはじめ、英国産クロテッドクリームの好調が大きく後押しした。26年度からはマーケティング機能の本格強化に乗り出す方針で、同社ならではの特徴あるチー…続きを読む
野澤組は、多様化するチーズ需要に対して、多角的なアプローチを進める。欧州産を中心にさまざまなチーズを提案すると同時に、子会社のエフエフシーによる加工アイテムで多様化する顧客ニーズに対応。「どのような商品が支持されるかわからない複雑な状況下で、できる限…続きを読む
東京デーリーは25年度下期、オードブルなど即食系アイテムを強化する。新たな組み合わせで、パーティー需要獲得を狙うアソート品や家飲み需要に新しい味を提供するおつまみアイテムなどを提案。親会社である三井物産の子会社物産フードマテリアル(BFM)とのシナジ…続きを読む
ラクト・ジャパンの25年11月期チーズ事業は、日本のチーズ輸入量と同等に物量面ではダウン傾向となった。ただし、小売チャネルは厳しいものの、外食をはじめとした業務用チャネルは回復基調にある。今期も引き続き強固な調達網を生かし、安定供給体制をさらに強め、…続きを読む
エフ アール マーケティングは、同社ならではの多彩なラインアップを揃え、チーズを楽しむ感度をより刺激していく。26年には創業30周年を控え、これまで欧州を中心に本場のチーズを紹介してきたが、食文化としてのチーズを日常により取り入れてもらうため、さまざ…続きを読む
チェスコは下期、専売品や重点品など積極的な商品提案で、チーズ市場の需要を刺激していく。デパート、直販、業務用、包括の基本4チャネルそれぞれで、ユーザー嗜好(しこう)に合わせた特徴あるアイテムを投入。イタリア産セミハードチーズを手頃な価格で楽しめるフォ…続きを読む
ここ数年間規模感の縮小が続いてきたチーズ市場だが、ようやく下げ止まりの兆しが見えてきたようだ。乳価改定や海外原料チーズ相場の高騰などで、複数回の価格改定を実施してきたが、価値を認めるアイテムに対しては底堅い需要を堅持している。一方、消費の二極化は進み…続きを読む