ホテイフーズコーポレーションの今期(25年9月期)の業績は、主力の「やきとり」が今年で発売55周年を記念して、3月発売の「やきとり ゴーゴーカレー味」と「同岩下新生姜入り」といったコラボ商品が当初予想を超えて好調な半面、物価高で進む買い控えに伴い、前…続きを読む
極洋の缶詰事業は今期4~7月期、売上高・数量ともに前年同期を上回り好調だ。売上げでは、サンマ缶が約1.5倍の販売増、サバ缶も計画通り前年比2桁増の伸長となった。イワシ缶は若干の前年割れ。ツナ缶はカツオの減少をマグロで補ってほぼ前年並みで推移した。今秋…続きを読む
丸美屋食品工業の今12月期のレトルト中華料理の素は「麻婆茄子の素」「贅を味わう」シリーズがけん引して順調に推移している。「麻婆春雨」などの春雨は2桁成長して好調。麻婆トップの「麻婆豆腐の素」のブランドを生かしている。「麻婆豆腐」と同じ2回分の「旨い!…続きを読む
レトルト雑炊シリーズを展開するシマヤは、残暑が続く中で火を使わずに加熱調理できるレンジアップ対応の強みを訴求していく。加熱なしでも食べられることから、防災・備蓄需要の高まりにあわせて備蓄用途の認知拡大にも力を注ぐ。 主力の「昔ながらの雑炊」シリーズ…続きを読む
ハウス食品のレトルトは昨年度で全体が同4.2%増の216億円となった。昨年度の市場はマイナスで推移しており、同社のレトルト類は好調に推移した。レトルトカレーは同4.6%増。レトルトカレーは主力の「〓〓(カリー)屋カレー」が同7.0%増、「プロクオリテ…続きを読む
マルハニチロの缶詰事業は今期、4~7月期累計の売上数量が前年同期を上回って推移し、特にサバ缶は好調、イワシ缶も伸長した。サンマ缶も同様で、不漁期が続く中でも調達を安定化して増産。利益面も改善している。レトルト事業も主力の「金のどんぶり」シリーズが好調…続きを読む
永谷園のレトルト惣菜は野菜相場の影響、前3月期までの好業績の反動で苦戦している。「麻婆春雨」「広東風かに玉」を中心に展開し、野菜安で麻婆茄子などの野菜メニューに需要が移った。卵価格も上昇して悪条件が揃った。苦境だが、縦型パッケージに刷新し、売場への展…続きを読む
桃屋は一般家庭用製品で初めて減塩商品を発売し、健康志向の高まりに応える。25年8月25日から「塩分40%カットのごはんですよ!」を導入し、おいしさも両立した新たな原料バランスが好評を博している。既存品は「ごはんですよ!105g」を発売。凶作続きで暴騰…続きを読む
はごろもフーズの缶詰・レトルト食品主体の家庭用製品は今期4~6月期、主原材料費や容器包材の価格上昇などによる価格改定の影響を受け、前年同期比では売上げ微減だった。ただ前年同期が好調であったため、ほぼ横ばいの推移ととらえている。主力のツナはパウチ入り「…続きを読む
ニッスイの缶・瓶詰を含む常温食品事業は今期、4~7月期売上高が前年同期比微減で推移した。水産缶詰は値上げの影響が大きく、主力のサバ缶が苦戦、サンマ缶は回復傾向にある。好調を維持していたサケほぐし瓶詰は、コメの価格高騰に伴うご飯関連商品の販促減少の影響…続きを読む