●茶そばは外国人から注目 マルツネは1920年の創業から一貫し、播州麺の総合メーカーとして高品質でリーズナブルな商品を消費者に提供してきた。直近では、そばを中心とした色物が好調。2年前に発売を開始した「龍神の糸 そうめん 600g」「龍神の糸 うど…続きを読む
●国内からも強い引き合い 東亜食品工業の小麦・食塩完全不使用のグルテンフリー(GF)食品「米粉そうめん」「米粉うどん」が高い評価を得ている。専用ラインで製造し、原料は国産米粉100%とバレイショでんぷんだけで、小麦由来の原料や食塩は使用しない。通常…続きを読む
●「細造白絹乃糸」も人気 田靡製麺が昨年8月に発売を開始した、そば湯まで楽しめる乾麺「元祖生そば食感 十割そば」が好評だ。独自の製法で仕上げる、乾麺ではめったに味わえない生そば食感が人気の秘訣で、原料も石臼びきそば粉を100%使用する。食塩やpH調…続きを読む
●腰じまんそうめんも注力 高尾製粉製麺は創業110年を超える、播州の機械そうめんのパイオニアだ。「品質こそ生き残る道」を理念に、高い技術と多くの生産ラインで乾麺を製造してきた。播州トップクラスを誇る高い生産能力を持ち、工場は都市ガスや太陽光発電を利…続きを読む
●高食物繊維中華麺を柱に カネス製麺は今期(26年3月期)、手延べ麺の単品、機械麺ともにボトムアップを図り、ギフトは提案力の強化できめ細かい営業を実践していく。 昨年9月に新発売の「高食物繊維小麦粉50%使用中華めん240g」はまずまずの動きとい…続きを読む
滝沢食品は、「十割そば」「八割そば」など、そば粉高配合系の製品が堅調な売れ行きだ。「コロナ禍で市場への定着が進み、取引先やユーザーからの評価も高い」と、滝沢秀治社長。今シーズンも拡販に取り組む。 一方で、600g入りの「信州そば」など徳用感のあるア…続きを読む
「日本三大そば」の一つ、「戸隠そば」。その当地、長野市戸隠で製粉から製麺まで一貫生産を行っている、おびなた。「八割」を中心に、そば粉高配合製品が堅調だ。「製粉から手掛けているため、高配合系の販売拡大によるメリットは大きい」(大日方健治専務)ことから、…続きを読む
そばの一大ブランド「信州そば」。地元の長野県では、観光需要も大きなウエートを占める外食はもちろん、麺製品が地域の食品産業をけん引している。中でも、明治期に長野市で誕生した乾麺・乾そばは長野県が製造量で全国トップを誇り、カテゴリー市場で40%以上のシェ…続きを読む
●関西への拡販推進も 丸栄製粉の麺類部門は25年5月期、低価格帯のそうめんなど白物商品や注力するラーメン類が好調に推移している。売上高は前年比約5%増での着地を見込む。来期は、秋冬にラーメン類の新商品を発売する予定で、好調のラーメンをさらに盛り上げ…続きを読む
●待望の2本目の柱に 乾へぎそば「妻有そば」で知られる玉垣製麺所は今期、待望の新商品「みのりそば」を発売した。出足は好調で、今後は「妻有そば」に次ぐ2本目の柱に育てていきたい考え。25年3月期については、消費者の生活防衛意識の高まりなどもあり、4月…続きを読む