醤油市場、甘口・国産の人気拡大 密封・鮮度は高止まり
2025.12.05
醤油の国内家庭用市場は、単価・利益向上のけん引役である密封・鮮度容器の成長が高止まりしている。発売15年を経て主力品に育ち価格競争・下落が進んだ。今期は家庭用市場全体も減少しており、コメ高騰による消費減や前年の値上げの反動が響いた。トレンドの甘口、国産…続きを読む
糖質オフ・ゼロなどを訴求した低糖質関連商品市場は堅調な伸びを示している。食後高血糖による疾病リスクの認知向上や健康意識の高まりが背景にある。商品としては酒類や飲料を中心に定着し、そのほかのカテゴリーでもラインアップは拡充傾向にある。また昨今は、糖質を…続きを読む
「RDS」=マーチャンダイジング・オン社が運営するスーパー、ドラッグストアなど、325企業6325店のPOS情報から集計された市場データサービス * マーチャンダイジング・オン社は独自のロジックで、RDSスーパー業態の全収集店舗197企業約430…続きを読む
24年のガム・キャンデー市場は、全日本菓子協会公表のデータによると、生産数量・生産金額・小売金額のいずれも前年を上回り、回復基調が継続した。ガム市場は、生産数量1万9300t(前年比1.6%増)、生産金額530億円(同3.9%増)、小売金額785億円…続きを読む
●米粉、季節指数にあわせて推移 コメと米粉に関して、直近1年間のスーパーの販売状況を探るため、マーチャンダイジング・オンの「RDS-POS」データを分析した。 昨年8月に売場からコメが消えたことから端を発した令和の米騒動は、その前と比べて2倍以上…続きを読む
●25年産米高値、避けられない状況 昨年8月に売場からの米騒動は、小売価格(税込み)で5kg入り4000円以上の異常高値という形で現在も続いている。一方、新米の本格的出回りを迎え、JAグループと民間の集荷業者の間で集荷競争が激化し、農協が出来秋に生…続きを読む
2024年の中華まん市場は、昨年に続き堅調に推移した。猛暑による導入時期の遅れなどでシーズンインはやや苦戦したが、通年販売や多様な商品展開が奏功。コメ不足、物価高騰、オフィス出社回帰といった社会的背景も後押しし、コスパとタイパを兼ね備えたワンハンドフ…続きを読む
「RDS」=マーチャンダイジング・オン社が運営するスーパー、ドラッグストアなど、325企業6325店のPOS情報から集計された市場データサービス * マーチャンダイジング・オン社は独自のロジックで、RDSスーパー業態の全収集店舗197企業約430…続きを読む
コメ不足・価格高騰を背景に、炊飯向けの食用油「炊飯油」が人気だ。炊飯時に少量加えるだけでご飯のおいしさを高めるほか、おいしさ維持や釜などへのこびりつきを低減するなどロス削減や作業性向上にもつながる。元来サブカテゴリ-としての特性が強かったが、ここ最近…続きを読む
菓子市場が活況を呈している。2025年1~8月の店頭販売実績(KSP-POS)を見ると、販売金額は、前年同月比約2.3%増と好調に推移しており、好調を持続し需要期に入る。活況の背景には、菓子の需要の底堅さがある。日本の菓子市場は人口減少により成長性が…続きを読む
コメの不足・高騰の影響がギフト分野にも及んでいる。RDS-POS(マーチャンダイジング・オン社運営)の全国スーパー実績によると、今年6~8月の夏ギフト商戦では「お米券」が前年比46.1%増(金額ベース)となり、昨年の36%増に続く大幅伸長を記録した。…続きを読む