食酢カテゴリー単品売上げランキング(24年4月~25年2月)
食酢市場は主要カテゴリーの調味酢、飲用酢でも減少し、全体では20年をピークにしたダウントレンドが続いている。コロナ特需を失い、さらに家庭内調理の減少が和食で加速し、副菜中心の食酢に悪影響を及ぼしている。飲用は果実酢ドリンクのブームが落ち着き、さらなる接点増とリンゴ酢の再成長で補う。赤酢人気が進んで、本格・高級志向の二極化も顕在化。トップメーカーのMizkanの機能訴求を中心にした価値向上、単価アップで市場維持、回復を探る。(吉岡勇樹)