外食の潮流を読む(116)都心ドミナント展開を行うことでブランド浸透と生産性…
2025.02.032017年以来、東京・表参道で「Bistro plein」を営んでいたPLEIN(代表/中尾太一、以下プラン)が23年12月、銀座7丁目に新築された銀座高木ビルに移転して、「プラン銀座本店」(客単価:ランチ8000円、ディナー1万8000円)、「フレ…続きを読む
筆者は今年の夏休み、東北旅行を南下してきて、「宇都宮餃子を食べよう」と、JR宇都宮駅に降りた。駅と直結している商業施設「宇都宮パセオ」の1階を歩いていると、大層繁盛している店に遭遇した。 夕方の16時ごろ、店内に入るとテーブル席まで15人ほどのウエ…続きを読む
大東企業(本社/東京都千代田区、代表/北尾拓也)は、2022年11月から「板前オープンスクール」と銘打って、「寿司職人コース3ヵ月」と「板前コース6ヵ月」のカリキュラムを展開している。これは、コロナ禍にあった当時、同社社員のうち3分の1程度が退社して…続きを読む
「やきとり大吉」(経営/ダイキチシステム、以下大吉)は1978年、兵庫県尼崎市に1号店がオープンし、1998年には1000店舗を突破した。ここの一番の特徴は、すべて「個人オーナーの加盟店」で構成されているということ。これは創業以来の「生業(なりわい)…続きを読む
「フレンチラーメン」というものがある。その名のとおり、フランス料理の技法を取り入れたラーメンだ。白湯のようなスープの上の盛り付けが凝っている。これは2017年1月に設立した縁petit(エンプティ)という会社が展開していて、24年5月末現在直営3店舗…続きを読む
「急ピッチで店が増えているウナギ屋さんがある」と聞いた。店名は「鰻の成瀬」。1号店を横浜にオープンしたのが2022年9月で、FC展開を始めたのはその約半年後、この4月末で150店舗を超えているという。 その1号店は、横浜駅の隣、相鉄線平沼橋駅から徒…続きを読む
3月16日、東京ドームシティにミートパイ専門店「BYRONBAY MEATPIE(バイロンベイ ミートパイ)」がオープンした。フードトレーラー(4坪)の形態で、8種類のミートパイ(1個500円)とサイドメニュー、ドリンクをラインアップし、テイクアウト…続きを読む
物語コーポレーションは今、「焼肉きんぐ」を郊外ロードサイドで勢いよく展開している。2023年6月期では同社売上高922億7400万円の中で「焼肉部門」が488億5200万円で52.9%を占めている。24年2月末現在で318店舗となっている。 この成…続きを読む
今、「カルビ丼」と「スンドゥブ」を提供する「韓丼」という店がロードサイドで人気を博している。2024年1月末(以下同)で全国70店舗。これに類する業態として、物語コーポレーションの「焼きたてのかるび」(16店舗)、吉野家の「かるびのとりこ」(2店舗)…続きを読む
中島武氏が率いる際コーポレーションは、飲食業界に新しいトレンドをつくり続けている。 中島氏は1990年に金融業から転じて飲食業に参入。創業の店である「紅虎餃子房」がたちまち大繁盛し一世を風靡(ふうび)した。 当時はチェーンレストランが隆盛していて…続きを読む