経済成長の続く東南アジアで、食品廃棄物(食品ロス)を削減していこうという動きが広がっている。タイでは、大手食品企業が製造過程などから排出される食品廃棄物の有効利用に本腰を入れるほか、廃棄食品を使ったペットフードの開発に挑むスタートアップ企業も登場した。…続きを読む
◇キャンポスブラザーズ社(米国カリフォルニア州アーモンド生産・加工販売会社) ◆限られた水資源を有効活用 課題直面も日本に安定供給 米国カリフォルニア州に本社を置く世界有数のアーモンド生産・加工販売会社キャンポスブラザーズ社(キャンポス社)は、アーモン…続きを読む
明治は5月から、乳児用・幼児用の粉ミルクのカンボジアでの販売をスタートさせる。経済成長やそれに伴う所得の増加を背景に拡大が続く同国粉ミルク市場で、日本で一番選ばれている粉ミルクブランドを輸出。グループの中長期的ビジョンに掲げる「海外市場での成長基盤の確…続きを読む
発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・生産するスタートアップ企業・DAIZは今春から、プラントベースフード(PBF)素材の海外展開を開始する。2日、タイ国・大手財閥傘下の植物肉ベンチャー企業に、4月から植物肉原料として「ミラクルミート」を提供…続きを読む
2022年3月28日、バンコク埠頭(ふとう)。この日、ここからサウジアラビア向けに出荷されたコンテナ5個を、タイ食肉業界の関係者は万感の思いで見送っていた。04年に鳥インフルエンザのまん延を表向きの理由に、中東の主要国サウジへの輸出が禁じられるようにな…続きを読む
日本産食品の主要輸出先である米国の中核都市ロサンゼルスとニューヨークで日本時間の27日、在外公館・ジェトロ海外事務所などを主なメンバーとする輸出支援組織「Japan Food Export Platform」(以下、輸出PF)が発足した。専用拠点や法人…続きを読む
政府は19日、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの経済制裁で、ロシア産ウオツカを輸入禁止とする措置を発動。これを受け、ロシア産ウオツカを扱うインポーターは輸入を停止した。ただ、ウオツカの国別輸入量で見るとロシア産は全体の約2%と少なく、輸入停止が市場に与え…続きを読む
米国食品医薬品局(FDA)は18日、表示義務が規定されていない食物アレルゲンのリスクを評価するためのガイドライン原案を公表した。 同ガイドでは、重篤かつ生命を脅かす可能性がある規制対象外の食品アレルギーについて(1)免疫グロブリンE(IgE)抗体を介し…続きを読む
ウクライナ・ロシア情勢に絡む大手水産2社への影響度合いに違いが見られる。マルハニチロは、ロシア産の水産物についての取引が少ないため影響はなく、むしろスケコ需要の追い風となっている。一方、日本水産は水産だけでなく食品にも影響が出ており、代替先の探索に動い…続きを読む
カリフォルニア・アーモンドの需要の増加が続いている。プラントベースフードへの関心の高まりを背景にアーモンドミルクの世界的な需要の伸長傾向が継続するなど、従来のスナックとしての食べ方以外の用途が定着している。さらにウクライナ危機の影響で、小麦価格が上昇し…続きを読む