ヤマサ醤油、業界初の商品化「昆布つゆ」2月18日から発売
ヤマサ醤油(株)(営業本部=東京都中央区、03・3668・1521)は、新しい切り口で昆布ベースの濃縮つゆを、2月18日から全国に新発売する。
新製品は「ヤマサ昆布つゆ」(五〇〇ミリリットル、一リットル各PETボトル)。汎用性のある三倍濃縮タイプで、ミネラルたっぷりの道産真昆布を使い、独自製法で海藻臭を抑えてうまみとまろやかさを引き出したもの。従来、つゆの主流は鰹だしだが、ヘルシーイメージが強い昆布を切り口に業界で初めて商品化。最近の研究で、昆布の成分(U‐フコイダン)に、ガン細胞を自滅させる働きがあることも判明。商品には、鰹だしも加えてうまみの相乗効果をだし、麺つゆをはじめ、煮物、天つゆ、鍋物、丼物など用途も幅広い。4月中旬からテレビCFを集中投入するなど、今期の重点商品に選定。すでに有力スーパーでの導入が決定している。
荷姿は五〇〇ミリリットル×一二、一リットル×六、一本希望価格は五〇〇ミリリットル卸三〇四円、小売三八〇円、一リットル卸四九六円、小売六二〇円。