明治製菓、高ポリフェノール商品「ココア効果」第2弾発売

菓子 1998.06.17 8384号 6面

明治製菓(株)(東京都中央区、03・3273・3355、北里一郎社長)は、ガンや動脈硬化などの一因といわれる活性酸素の発生を抑制する抗酸化物質・天然成分“ポリフェノール”を従来のココアに比べ三倍含む「明治・ココア効果」(一五〇g、二六〇円=写真)を6月22日から全国発売する。

同品は、ポリフェノール豊富な品種のカカオ豆を使い、その成分を減少させない独自のHP製法(特許出願中)で開発し、従来の同社ミルクココアスタンダードに比べ約三倍のポリフェノールを含む。また、食物繊維も約二倍と豊富で、健康を意識する大人に好適なココアである。同品は4月に発売した注目のチョコレート「チョコレート効果」に次ぐ高ポリフェノール商品第二弾。同社期待の商品で初年度売上げ一〇億円を目指す。

▽ポリフェノールとは、植物中に広く存在する天然物質でニガシブ味を持つ。緑茶のタンニンや赤ワインポリフェノール、カカオポリフェノールが代表的。

ポリフェノールの機能=チョコレート・ココア国際栄養シンポジウムでの研究成果発表によると、(1)ガンや動脈硬化などの一因といわれている活性酸素の発生を抑える抗酸化物質である。効果はビタミンEに匹敵する実験結果が得られている(2)胃の粘膜が傷害されるうっ血性の胃潰瘍の予防に効果があることが、ラットの実験で確認されている(3)発ガン性の強い化学物質によるガンの発生・進行を抑えることが確認された(4)アレルギーなどに深いかかわりのある免疫力を調整する働きが確認されている(5)身体のストレス反応を抑えたり、ストレスに適応できる作用があることがラットにより確認された。

▽ポリフェノールの含有量は、エキスで飲用する赤ワインや緑茶よりも、そのまま食用されるチョコレート・ココアが何倍も多い。

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