なす ポリフェノールのナスニンを活用して
原産地はインド、日本へは奈良時代に中国を経て渡来。その歴史の長さから、各地で独特の品種が栽培されるように。関東の卵形、東海・関西の長卵形、東北と関西以西の長なす、九州では大長なす。さらに北陸・京都の丸なす、山形や新潟の小なすも。
紫紺色の皮には、ポリフェノールの一種、ナスニンというアントシアニン色素が。皮をむかなくても良い料理には、ぜひそのままで。
◆なすの保存
高温多湿を好むため、冷蔵庫に入れると低温障害で種が黒くなり、傷みやすくなる。空気に触れないよう新聞紙に包み、常温で保存、2~3日で食べきる。焼きなすの皮をむいてラップに包み冷凍保存すれば、炒め物や汁物の具として便利。保存は1カ月くらい。
◆豚バラなす
<材料・4人分>
・豚バラ薄切り肉……………………..200g
・なす………………………………4個
・「Cook Doきょうの大皿」豚バラなす用…..1箱
・「AJINOMOTO サラダ油」………………大さじ2
<作り方>
(1)豚肉は4cm幅に切る。なすは縦半分に切ってからひと口大の乱切りにする。
(2)フライパンに油を熱し、(1)のなすを入れて炒め、火が通ったら、いったん皿に取る。
(3)フライパンを熱し、(1)の豚肉を入れて炒め、火が通ったらいったん火を止め、(2)のなすを戻し入れ「Cook Doきょうの大皿」を加えて再び火にかけ、炒め合わせる。
レシピ=味の素KK