きのこで菌活! 季節のお悩みに、いま変えたい食生活

2019.02.01 283号 03面
きのことほうれん草のマヨネーズソテー

きのことほうれん草のマヨネーズソテー

きのことほうれん草のクリームグラタン

きのことほうれん草のクリームグラタン

 ●花粉症対策 キーワードは『免疫力アップ』でした

 暦の上では春を迎える2月。暖かな春が待ち遠しい一方で、悩みの種となるのが花粉症。花粉症は、免疫力を高めることで症状を緩和させることができます。きのこには、全身の免疫細胞の約7割が存在する「腸」を整える「食物繊維」や、腸の免疫細胞に直接働きかけるβグルカンという栄養素が豊富。さらに、エリンギにはアレルギー反応の緩和に効果的な「IgA抗体」を増加させる作用(※1)があることも分かっています。

 ※1:日本農芸化学会2003年度大会より

 ●一番採り 生どんこの特徴

 どんことは、乾燥しいたけのこと。そのどんこの味わいを、水で戻す手間をかけずに楽しめるのが“生どんこ”です。

 (1)“一番採り”で旨みが凝縮

 旨みが凝縮されている一番発生のきのこだけを収穫した“一番採り”で、傘から柄までしっかりとした旨みを味わえます。

 (2)独特の傘の割れで味がよくしみ込む

 特徴の割れ“味の路”が味をしみ込ませて増幅させ、ジューシー感を生み出します。

 (3)肉厚で贅沢な食べごたえ

 食べた瞬間のしっかりした歯ごたえが、この上ない贅沢感をもたらします。

 ◆きのことほうれん草のマヨネーズソテー

 マヨネーズで炒めて簡単一品 調理時間約10分

 <材料・2人分>

 ・エリンギ………………………………1/2パック

 ・霜降りひらたけ………………………1/2パック

 ・ほうれん草……………………………1袋

 ・ベーコン………………………………2枚

 ・塩、こしょう…………………………少々

 ・「キユーピー マヨネーズ」………大さじ2

 <作り方>

 (1)エリンギは1cm幅の輪切りにする。霜降りひらたけは手でさく。ほうれん草は3cm長さに切る。ベーコンは2cm幅に切る。

 (2)フライパンにマヨネーズ大さじ1を入れてきのこを炒める。火が通ったら、ベーコン、ほうれん草を加え、残りのマヨネーズと塩・こしょうを加えてさっと炒める。

 ※お好みでミニトマトを彩りで添える

 ◆きのことほうれん草のクリームグラタン

 バレンタインのおもてなしにもおすすめ♪ 生どんこを使ってもおいしい 調理時間約15分

 <材料・2人分>

 ・エリンギ(またはぶなしめじ)………1パック

 ・ほうれん草………………………………1/2袋

 ・じゃがいも………………………………中2個

 A・牛乳……………………………………1カップ

 A・塩………………………………………小さじ1/2

 A・こしょう………………………………少々

 ・とけるチーズ……………………………80g

 <作り方>

 (1)きのこは食べやすい大きさにする。ほうれん草は1cm幅に切る。

 (2)じゃがいもは、洗ってラップで包み、600Wの電子レンジで約5分加熱し(竹串が通ればOK)、熱いうちに皮をむいてつぶし、Aを加えて混ぜ合わせる。

 (3)(2)にほうれん草を混ぜ合わせ、グラタン皿に盛ったきのこの上にかける。

 (4)チーズをのせて、オーブントースターで6~7分、こんがり焼く。

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