“地域の冷蔵庫”まいばすけっと、800号店オープン 東京・荏原町駅前店
東京都内23区と横浜・川崎エリアで、“地域の冷蔵庫”として重宝されているミニスーパー、まいばすけっと。記念すべき800号店が6月7日にオープンしたと聞き、駆けつけました。
●生活に密着した身近なお店
そのお店とは、荏原町駅前店(東京都品川区)。名前の通り、東急大井町線・荏原町駅前にあり、なんと駅の踏切から数十歩の距離。朝8時のオープンにはすでに長蛇の列で、地域の皆さんの期待が伝わってきます。
オープン記念特別奉仕品の「サイズいろいろたまご10個入り先着400個88円」や「オーストラリア産牛肉サーロインステーキ1枚378円」など、お目当ての品物を手にして笑顔いっぱいです。
お店の面積や商品点数が2500~3000という品揃えはコンビニと同規模ですが、まいばすけっとといえば生鮮食品と冷凍食品が充実しているのが特徴。荏原町駅前店の通常営業時間は7~24時なので、「朝、お弁当を作り始めたけれど、もう1品足りない!」という時でも駆け込める時間と近さです。
「歩いて3~5分、地域のお客さまの生活スタイルを考えて品揃えや運営を考えています。小さいお店なので、1つのアイテムに多くの種類を用意することはできませんが、最も求められている普段使いの商品を厳選して並べています」と山嵜未有希マネージャー。
●近くて安くて、フレンドリー
週に1~2回の大きな買い物は大型スーパーへ、きょう使う物はまいばすけっとで、という使い方をしている人が多いようです。日持ちしない野菜類が充実しているのが何よりありがたい。
小さいお店だから、大型店と違ってレジが近いのも、ちょこっと買いには便利。袋詰めしてもらえるのもうれしいですね。「お子様連れのお客さまや、シニアのお客さまにも支持していただいています。“きょうも来たよ”と声をかけていただけるのが本当にうれしいです」。
商店街の、何でも売っている八百屋さんみたいな存在なのかも。「近い、安い、キレイ、フレンドリィ」がコンセプトのまいばすけっと。都市生活者の味方として、いろいろな町にオープンしてもらいたいですね。